テッペンとったるおすすめ度
★★★☆☆
抱かれたい男No1小栗旬主演のハイスクール・バイオレンス。興行収入で25億円を記録し、すでに2の制作も決定しているスマッシュヒット・ムービーだ。日本中のワルが集まったかのような鈴蘭高校の“テッペン”をとるために各派閥に別れて内部抗争を繰り広げるという、原作コミックからは完全に独立した内容になっている。まるでどこかの政党の内輪モメをそのまま高校生同士のケンカに置き換えたような構成だが、コマ落し&スロー&CGを駆使したバトルシーンはいつもながらに三池監督らしい冴えを感じさせる。
鈴蘭の2大ヘッド滝谷源治(小栗旬)と芹沢多摩雄(山田孝之)は、ビーバップのヒロシ&トオルに比べると今風に随分と洗練されちゃった感じで、サイボーグなみの強さをとるとワルさがあまり伝わってこない。オサレなライブハウスやダーツバーにたむろって、酒とタバコで寛いでいる不良たちの姿はチャラついた軟派大学生とさして違わないように見えるのだ。しかしながら、原作にはないマドンナを演じた黒木メイサはなかなかの収穫。ライブハウスでのシング・ア・ソング・シーンも堂に入っており、(八百屋の娘という投げやりな設定はともかく)端正な顔立の割には意外とヤンキー役が似合っている彼女の存在は、とかくホモっぽくなりがちな映画の雰囲気をうまく中和してくれている。
半端者のヤクザ(やべきょうすけ)が喧嘩に明け暮れる高校生の純粋さに憧れるという図式にはとってつけたような薄っぺらさを感じるが、芹沢軍団vsG.P.Sのクライマックスはかなり気合が入っている。黒づくめの高校生たちが雨中素手で殴り合うシーンは、マトリックス・レボリューションを彷彿とさせる壮絶なバトルで締めくくられる。ヘビー級ほどの迫力はないけれどバンタム級のなかなかいい試合を見させてもらった、そんな1本である。
50歳越えが、なんだか一気に見ちゃったおすすめ度
★★★★☆
50歳を越えているとはいえ、元々漫画好きの自分としては、この映画が高橋ヒロシの人気コミックだ、というくらいは知っていたし一度くらい立ち読みしたかもしれない。
でも、映画なんて、どうせバカ高校生のケンカ映画でしかないっしょ、くらいにしか思っていなかったのに。。。すんません。
いやぁ、正直なところ、予想に反して、実に面白かった。
これはこれは。
冒頭のシーンがいいねぇ。これはずっと謎になって、ただの高校生ケンカ映画に何かドラマが起こることを予感させる。
最後まで、対立する二人の高校生の趨勢をはっきりさせないし、アレレどっちが主人公だい、なんてわかんなくなってきて。。。
いやぁ、実に実に面白かった。
確かに、黒木メイサの歌、挿入部は、必要なかった気がするけど、彼女のフアンとしては、ま、許してやってくれ、だな。
しかし、それとは別に、ロックシーンのバンド、すんませんなんて名か知らないんですが。。。むちゃくちゃいいねぇ。探してみよう。やるなぁ。
ほんと、これは拾い物の映画でしたね。
同感ですおすすめ度
★★★☆☆
俺も黒木メイサの曲は要らんと思います。
てか…最近の邦画で多くないですか?こういう途中にミュージカル風に流れの調整?させるっつーか。
もちろん全否定ではないです。ただ・個人的にこの映画には無い方が良かったんじゃないかと思います。
原作の雰囲気も充分だし…プラマイ0って事で★3です。
原作を読んでいない者としては・・・・おすすめ度
★★★★☆
結構面白かったというのが率直な感想。
それぞれのキャラクター設定がうまく、絡みも含めて、いい味だしてると感じたのだが・・・・
何故、彼女は・・・・歌う?
原作をしらないので何ともいえないが、一つの作品としてみても、いい作品だと思う。
最高(*^-^)bおすすめ度
★★★★★
本当っ楽しかった(^O^)黒木メイサがすっごい好きになった
感動するし笑えるし?
山田孝之も小栗旬も最高に格好よすぎ(^_^;)
上地が笑えたけど(^_^;)
大変良く出来ています。
おすすめ度 ★★★★★
まさに夢のコラボです
。このアレンジが秀逸の一品から感じたことは、素晴らしい才能の奥深さ、ということです。
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。
概要
高橋ヒロシの大人気コミック『クローズ』をベースにしながら、原作とは異なるキャラクターやストーリー展開を見せた不良少年たちの物語。ワルガキたちが集まる鈴蘭男子高等学校では、多数の派閥がこの学校のトップになろうと抗争を繰り返していた。現在の最大勢力は3年生の芹沢多摩雄が率いる“芹沢軍団”だ。そんな中、不可能と言われている鈴蘭制覇を本気で狙う男・滝谷源治が転入してきて……。
『花より男子』で王子様的イメージがついてしまった小栗旬が、イメージとは真逆の超ワイルドな不良を嬉々として演じた話題作。他にも山田孝之が芹沢役に挑むなど、旬な若手たちが不良役で新しい一面を覗かせている。素晴らしいのはやべきょうすけ演じるチンビラ役を取り入れたこと。大人の汚い事情で抗争を続けるチンピラと、己の強さを試したいという純粋な若者たちの抗争を比較的に出すことで、青春の素晴らしさも感じさせてしまう。何かと人が死ぬ=お涙頂戴作品の多い昨今の邦画で、こういう元気良い映画が出てくることは本当に嬉しいものだ。(横森文)