私が人生で一番感動した映画です。おすすめ度
★★★★★
皆、名前は知っているガンジー。でも、どういうことをした人なのか、知っておられるでしょうか。イギリスで弁護士となり、洋々と南アフリカへ乗り込んだ若きガンジー。いきなり、1等客車から、外へ放り投げられる。黒人だから。南アフリカで、ガンジーは初めて、人種差別のものすごさを直視する。
白人以外は皆登録。(今の日本もそうでは?)汽車もトイレもレストランも、色別。逆らうと、白人警官の暴力と、収容所が待っている。ガンジーは公民権運動を始める。インドに帰ってからのガンジーは、すごいの一言。「非暴力、不服従、国産品愛用」軍の施設に、抗議するインド人が、ガンジーの教えどおり、いくら棒でたたかれても、前へ進む。倒れた者は、女性が手当てする。前進はやまない。
努力は実り、インドはイギリスから独立する。インドとパキスタンが、宗教の違いのため、分裂した。
そこで起こった、突然の紛争が、ヒンズー教徒とイスラム教徒の大戦争になりかける。ガンジーの取った手段は、「絶食」だった。最後の戦闘が終わるまで、彼は一滴の水も飲まなかった。ガンジーの絶食を知った両国民は、「国民の父」ガンジーの悲壮な決意を知り、戦闘を止める。素晴らしいシーンである。一人の人間が、戦争を止める事ができる。
まさに夢のコラボです。
おすすめ度 ★★★★★
まさに夢のコラボです
。従来の伝統を引き継ぎつつ、バランスがうまくとれてます。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!
概要
非暴力主義を唱え、インドをイギリス支配から独立へと導いたマハトマ・ガンジー(ベン・キングスレー)の生涯を描いたスペクタクル伝記映画。イギリス映画界の巨匠であるとともに反戦反骨の映画人としても知られるヒューマニスト、リチャード・アッテンボロー監督宿願の映画化であるが、イギリス人である彼がガンジーに最大級の賛辞を捧げながら演出にあたっているところが興味深い。広大なインドの大地を惜しまずとらえた映像の素晴らしさや、米英の名優たちを適材適所に配したキャスティング、そしてラヴィ・シャンカールの民族色豊かな音楽など、どこから切っても超一級品の傑作。アカデミー賞では作品、監督、主演男優、脚本、編集、美術・装置、衣裳デザインの7部門を受賞。(的田也寸志)