奴隷売買過渡期に起こった実話を基にした作品。 おすすめ度
★★★★★
『人権』の概念が圧倒的に白人有利であった時代、奴隷密売船内で起こった黒人奴隷たちの反乱は、船舶と奴隷の所有権を巡ってアメリカ・スペイン間の外交問題へと発展する。
殺人・強盗・略奪等の罪で投獄された黒人奴隷たちの、無罪を立証する為に奔走する弁護士と、奴隷達との心の交流を描きつつ、当時の時代背景に垣間見える社会病理を抉り出した快作。
ジョンソン元大統領に扮するアンソニー・ホプキンスの名演は、一見に値する。
作中、しつこい程のキリスト教賛美が鼻に付いたものの、搾取する者とされる者の残酷な対比はホテル・ルワンダに通ずるものがあり、改めてスピルバーグの手腕を評価せずにはいられない。
この事件を扱ったwikiも存在するので、興味を持たれた方は一読することをお勧めする。
人は生まれながらにして自由おすすめ度
★★★★☆
アミスタッド・・・船の名前。
アフリカから奴隷として連れ出された黒人たちが船で暴動を起こし白人達をやっつける。
なにも悪いこともしてないのに裁判にかけられる黒人たち。
白人にアフリカから奴隷貿易の商品として誘拐された人たちだ。
アメリカが生きていくために必要とした奴隷。
この裁判の有罪・無罪が南北アメリカの対立に大きく影響する。
人を奴隷としてよいのか?世界の注目の中判決が下される。
シンケたちが船で白人達をやっつける時・シンケ達の体が弱っているはずなのにあまりに、よい体格をしている。
黒人はアメリカの物なのだろろか、
そして
アメリカは白人の物なのだろうか。
買うしかない!
おすすめ度 ★★★★★
大変良く出来ています
。出来は今更ながら言うまでもなく素晴らしい。
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。