オンエア当時から8年もの歳月を感じさせない程、今観ても最高に鮮度あり!の傑作。豪華出演陣も名ばかりではなく全員がそれぞれ最高の演技を見せており、巧みな脚本に引き込まれる。女性は恐怖に怯える顔が一番スクリーンで映えると言うが、中山美穂さんが毎回不安げに美しい顔を曇らせている姿はミステリーに相応しく魅力的だった。最終回でフラッシュバックによって真実を知った彼女が、隣りに立つ自分の過去を血まみれの地獄にした男を見つめる瞬間。その絶望と戦慄の表情にリアリティがあって良かった。人はどんな過去であってもそれを背負って生きなければならないのだ。心の闇を・・・
毎回ドキドキして観てましたおすすめ度
★★★★★
このドラマのオンエア時は留学していたので、少し遅れて輸入されてくるビデオを気分転換に借りて、友だちとドキドキしながら観ていました。
今でも、主題歌がゆっくり、静かに流れる中で、中山さんが気持ちよさそうにハンモックの上で眠っているオープニングのシーンがまるで昨日のことのようによみがえります。
友だちとお互いに推理したことを話し合いながら観ていたので、
楽しさも倍増でした。
結構最後の方では「そうだったのか…」とショックでしたが。
見逃した方には、DVD発売をきっかけにぜひ観ていただきたいドラマの1つです。
ジェットコースターのようにおすすめ度
★★★★★
野沢さんの作品は、全部好きですが、特にこの作品は謎を問いていくミステリーで何度観ても飽きない!
仲村トオルさん演じる輝一郎役は本当に 犯人と見せかけない演技で とても良かったです!
でも メイキングは 本の少しだったのが残念でした。トオルさんファンの私にとって、トオルさんのインタビューも入れてほしかったです。
見終わった後の余韻はすごい!おすすめ度
★★★★★
野沢作品が好きな人にも、木村拓哉が好きな人にも嫌いな人にもこの作品はお勧めです。一度見始めたらまずそのスピード感溢れる展開とバックに流れる素晴らしい音楽に途端に惹きつけられ、徹底的に練り上げられた脚本は物語の続きが気になって気になって最後までジェットコースターのように楽しめること請け合いです!そしてこの作品の木村拓哉はいい!どうしてまたこういう役をやらないのか不思議なほどに、ただストイックにそこにある存在といった感じで非常に切なく、他の俳優の邪魔をする事も一切なく無条件に感情移入してしまいヤラレた!という感じでした。全ての登場人物が意志と理由のもとに動いているため、この作品には見終わった後の余韻に壮絶なものがあります。まだ見てない方には是非お勧めですよ〜。
絶対おすすめ
おすすめ度 ★★★★☆
~外国住まいなので、以前テレビ放送を録画してもらって見ました。その直後からDVDの販売が待ち遠しく,ようやく入手出来ました。「眠れる森」は12話が全部関連していますから絶対ボックスでなくてはダメです。でも決して後悔はしませんよ。ただし,中盤で話の筋が変な方向へ行った為か最終回が『エッツ!?これで終わり??!」状態なので星一つ減点。
木村~~拓哉もこの直季はかっこ良く,あたり役です。中山美穂は綺麗だけれど,表情が乏しくちょっと綺麗なお面みたい。でもこの二人のケミストリーはいいです。ガーデンセンターで働いているのにすごく爪が綺麗なのがちょっと気になります。(私だけ??)
とにかくテレビドラマの名作の一つです。~
概要
1998年10月~12月、フジテレビ系で放映された野沢尚脚本のミステリードラマ。主演は、中山美穂&SMAP・木村拓哉。誰もがうらやむエリート・輝一郎(仲村トオル)との結婚を控えた実那子(中山美穂)の前に、謎めいた美青年・直季(木村拓哉)が現れる。一家惨殺事件に巻き込まれたショックから、幼少のころの記憶がおぼつかない実那子は、彼の出現に不安をあおられる。果たして彼は、敵か、味方か…?
オープニング、長い髪をなびかせて森を駆けてくる木村の美しさは圧巻。また、全編にわたり、濃密な感情をはらんだ空気を感じさせる映像は秀逸。運命的な恋を歌った竹内まりやによる主題歌『カモフラージュ』も、作品にあざやかな彩りを添えている。(みきーる)