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ゆるめいつ(1) (バンブー・コミックス)

saxyun
おすすめ度:★★★★★
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ゆるすぎる
おすすめ度 ★★★☆☆

ボロボロのワンルームアパート、メゾン・ド・ウィッシュ。
田舎から東京に出てきた予備校生「ゆるめ」が住むことに。

サエさん、くみちゃん、松吉たちと繰り広げられる、どうでもいいほどにゆるーい話。
4コマ。

ガス止められたり、水道まで止められたり、貧乏人の集まりの中で
なぜか、くみちゃんだけセレブっぽく見えるのは気のせい?
っていうか、サエさん、何歳なんだよ(笑)



好みは分かれるかも
おすすめ度 ★★★★★

延々と登場キャラクター達のただれた生活が描かれますが
そこに醸し出される妙な空気が大変面白い作品です。
最近多いゆるくて中身が薄い漫画とは一線を画す
作者の独特なセンスが見え隠れします。

ただ非常に感性に訴える作品であるため
普遍性の高い笑いネタだけをを求める方には
合わない可能性はあります。
(ネタが難解と言う意味ではありません)

絵柄はあっさりした気の抜けた感じになっていますが
作者の根本的な画力の高さがあっての
作品性に非常に合った完成されたものです。



貧民窟にすむ萌えキャラ達のお話
おすすめ度 ★★★★☆

読んだ第一印象は、いしいひさいちの「バイトくん」の萌えキャラ版かな、と・・
ある安アパートに住む貧しい住民達の怠惰な日常、ということで共通する面白さ持っています。
もっとも、こちらは4人中3人がかわいい女性キャラとなっているのが現代的ですね。

全員を女性とせずに、1人を男性(それも読者想定層に近い年齢・外見を持つ萌えないキャラ)にしたところに作者の上手さを感じます。
読者がこの男性キャラ(松吉さん)に自己投影することで、この世界に入りこみやすくなっています。
この松吉さん、適度に3人の女性住民とは仲良くするものの、やはり女性陣からは一線を引かれた対応をされている(押しくら饅頭でのけ者にされたり、鬼ごっこをしていたら誰かから通報されたり、節々のイベントで誘われなかったり誘われても仕方なくだったり・・)というところが、よくある「ハーレム系萌え作品」とは違い、現実的で良いです。
サエとゆるめは彼氏がいないことを気にしてますが、当然に松吉は眼中にもないところもまた、リアルでいいです。

サエは「メガネ・ロングヘアでカッコよさげなのに、私生活はだらしない」とベタなお姉さん系キャラですが、やはり良いですな。
くみも「いつもニコニコ、包容力がありそうに見せかけて天然ボケ」とやはりベタですが良いですな。

主人公のゆるめは無個性、かな。作者は松吉とゆるめ、どちらでも読者が自己投影できるようにしたのかもしれない。・・・最近は男性読者向けの作品でも美少女変身願望を満たすべくヒロインに自己投影させる作品が増えているし・・らきすたとか。
といいつつ、周りが個性のあるキャラとなると主人公とはこのように無個性となるべき宿命を負っているのかもしれない。どうでもいいけど。



最近の四コマと昔の四コマを足して二で割った感じ
おすすめ度 ★★★★☆

昨今の女の子まみれの四コマと、植田まさし的な旧来の四コマ漫画を足して二で割ったような印象でした。

タイトル通り、中身はゆるいです。お前らそれでいいのかってぐらいゆるゆるです。なにしろ明確な突っ込み役がいないぐらいですから。ボケもネタも突っ込みも、全てがふにゃっと溶けていきます。
何も考えず、ただぐでーっと時間を浪費したい時とかに読むといいんじゃないでしょうか。多分キャラに感情移入できるでしょう。

しかし登校に馬を使うって、ゆるめはどんな田舎から上京してきたんだよw



癒しだね
おすすめ度 ★★★★★

難しい事は考えずに、ゆるーくなりたい時はお奨めです。
絵もキレイだし、悪くないです。


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