ストーリーよりも俳優、小ネタが子宮にズシッと響きましたおすすめ度
★★★★★
石で漫画を書く主人公、主人公のバイト先の店長、アニメおたくのヒロインの三人による濃い恋模様が展開されますが、
ストーリーよりも俳優、小ネタが面白くて気を取られてしまいます。
松田龍平(ゲロばかり吐いてましたが凄い良いキャラしてました。演技は浅野忠信ばりのナチュラルな演技と駄目っぽさが素敵でした)、
酒井若菜、小日向文世、塚本晋也、三池崇史 、忌野清志郎、大竹まこと、しのぶ、と挙げるとキリが無いくらいで、
実際監督もコネを使い切ったから次がどうなるかわからない、と言う程の贅沢な布陣でした。
一発ネタに田辺誠一、片桐はいりを配して、登山をしている最中にはいりの顔を見ての一言「君なんだか山なんだかわからないよ〜」は名言でした。
小島聖の「子宮にズシッと響きました」、ウレシー商会の尾美としのりの「お前タイム終了!」等印象に残る台詞が多々有ります。
五分に一度笑いがあると言っても過言では無いかもしれません。
劇中アニメは出演も果たした庵野氏が担当していたり、奥さんも出演と、コネタさえも手抜き無しに贅沢な作品でした。
なんだ!?この世界観。おすすめ度
★★★★☆
正直、「面白かった」の一言。
隅々まで見ると、脇役にたくさん大物が!
主演のふたりのやりとりが見ていて楽しかった。
「なんだよそれ!」って突っ込みたくなるような、展開や、脇役の役者さん達の演技。
個人的には小島聖が物凄くツボでした。
それに、松田龍平はこんな役もできるのか〜と思えた作品。今までとイメージがガラッと変わった。
松尾スズキは良いとこどりの役!?って感じです。
酒井若菜の存在がいい。
おすすめ度 ★★★☆☆
わかる人にはわかるんだろーな。
俺はそんなに深くは見れなかったです。
俺的にはとにかくこの作品は酒井若菜に救われていると思うな。
この映画では良く輝いているね。落ち具合もいい。
酒井若菜が胸を揉まれるシーンが、一番。。。何回も見ていました。
めったにないシーンだと思う。
石マンガは見る価値あり。
暗い感じ満載だと思ったけど、他の方はみんな楽しんでいますね。
でも、見る価値はあると思う。
概要
石で漫画を描く、自称・漫画芸術家の蒼木門は、バイト先でアニメおたくのコスプレOLの証恋乃と知り合う。彼女の家で飲んだ勢いでいい雰囲気になったが、恋乃にアニメのコスプレをさせられたり、アニメ歌手のファンの集いでいい感じになったが、酔っぱらって彼女の顔に吐いてしまうなど、なかなか結ばれないふたり。そんなことしているうちに門のバイト先の店長が恋乃にほれて、彼女を取り合う羽目に…。
「大人計画」の松尾スズキの監督デビュー作。門と恋乃のラブストーリーは、コスプレ好きのアニメおたく&誰にも理解されない漫画芸術家という風変わりな男女ゆえ、夢のようなラブストーリーの対極にあるけれど、主演の松田龍平と酒井若菜のはじけっぷりはキュート、演出はポップ、ジョークはブラックと、全編うれしい驚きの連続。松尾スズキの映画監督としての類まれなる才能に驚くこと必至だ。脇をしめる大竹しのぶ、平泉成、大竹まこと、田辺誠一、忌野清志郎も印象的。原作は羽生生純の同名漫画。(斎藤 香)