朝倉サウンド、ここにあり!おすすめ度
★★★★★
朝倉氏の楽曲の特徴として言えるのは…「和を感じさせながら決して
和の楽器に固執しない」ということでは無いだろうか?
実際今回の楽曲もベースにあるのは「アコーディオン」「ケーナ」で
あり、「和」の世界観を表現する楽曲を作る際に多く使われる三味線
や尺八などはあくまでアクセントとしての使用に留まっている。
前作「侍」の流れを汲みながらも、よりビートを効かせ聴く者を高揚
させるオープニング・テーマ「此岸-邂逅の地-」と、今作の軸となる
「天原の名無しっ子」のテーマ「無垢なる魂」は、是非改めてCDで目
を閉じてじっくり聴いていただきたい。