使われている写真はよいけど・・・おすすめ度
★★★☆☆
まず、近年ファンになった方で、『song bird』をまだ持っていない方には、
入手困難な『Tears in Love』も入っているので良いのかもしれません。
まあ曲順でアルバムや曲のイメージとか変わってきてしまいますけど・・・
ほとんどの音源をもっている自分としては、良いところは数点の未発表(だと思う)写真
があったこと(少しですけど)と見たことなかったPVくらいでしょうか。
DVDには『愛しているから』と『Tears in Love』の2曲のPVが収録されていました。
帯に「メジャーデビューからの2年間の全作品(音楽&映像)を収録した」と書いてありますので、シングルだった『ありがとう』は当時PVは作られなかったのかな?それがちょっと疑問点でした。
悪い点は、KOKIAのロゴでしょうか、ダサいです。
こういったベスト盤は、レコード会社か当時の所属事務所が原盤権をもっているので、
アーティスト本人の意志とは関係なくだされてしまう物ですね、
望んでいないでしょうが、仕方ない、ファンの自分はこの出費で少しでも
印税がKOKIAさんに入ってもらって、後の音源制作の費用になることを願って(笑)
一番お金が入るのはポニー○ャニオンだと思いますが(泣)
こんなのよりgai records時代のシングル4曲とRKSの2曲のPVが見たいです。
そのPV集が出れば喜んで買うのにな。
最近KOKIAを知った。という方にはいい作品
おすすめ度 ★★★☆☆
コンプリートコレクションという言葉からは程遠い気もしますが、
KOKIA第一時代のポニーキャニオンのころの作品をプラス収録して「Songbird+α」という作品になっています。当時のKOKIAの透き通ったイメージのジャケットがいいです。
オリジナルの「Songbird」のよさもあり内容的にはかなりいいです。今のKOKIAと聴き比べるのも面白いです。
レコード会社の勝手な独自企画CDで、どうしても策略的なところが否めませんが、個人的に嬉しくなりました。
近年「Best」や「Complate」といった作品がやたら大量に流通する日本の音楽業界の中で、
過去に在籍していたことだけでセールスポイントになるほど大きな存在になったんだなぁと思いました。
2008年「The voice」「Fairy Dance」「Christmas gift」という3つの大きな10周年記念オリジナルアルバムが発売になるので、復習という意味でもKOKIAの原点を知れる作品なのではないかと思います。