びるびる 商品

びるびる 絵とき ビル設備基礎百科早わかり

…と言ったら大げさかも知れませんが、設備管理に関わることが幅広く網羅されていて説明も明快です。先輩に見せてもらったその日に注文して購入しました。何か分からないことを調べる際にも探しやすい構成ですし、パラパラと拾い読みするのも良いと思います。職場には外国人の方もいるので、それぞれの項目に英訳が付いているのも役立ちます。 絵とき ビル設備基礎百科早わかり 関連情報

びるびる ベスト・オブ・ビル・ウィザース

シンガー/ソングライターでもあり、黒人音楽でもあり、そのどちらかにはくくれないところがいいですね。このおれの歌を聴け、と熱く歌いあげるのではなく、語り聞かせてくれてソフト&メロウです。

4は、今回の震災でもよくかかった「いずれぼくもそうなるんだから、困ったときは、ぼくにもたれかかれ」という内容の曲。10は、彼の代表曲です。

「全曲デジタル・リマスタリング」の表示あり。 ベスト・オブ・ビル・ウィザース 関連情報

びるびる アンダーカレント

ピアノ対ギターの一騎打ちアルバムである。
まさに丁々発止とやり合うとは、このことだ。
エヴァンスとホールで「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」とくれば、とろけるようなバラード演奏を期待しがちだが、そういう期待を熱く裏切る快演なのである。
アップ・テンポにおけるエヴァンスの、ドライブ感と歌心溢れるソロの数々は、リヴァーサイド盤でも十分に堪能できるが、ここに聴かれるようなホールの戦闘的なギター・プレイには、なかなかお目にかかれないように思う。
余談ながら、LP発売当初は本物の女性の水死体がジャケットに使われていたと言うから、恐ろしい。
エヴァンスはヴァーブでもホールと組んで「インターモデュレーション」という名盤を、またホールは後年ロン・カーターとデュオで「アローン・トゥゲザー」という名盤を残しているから、興味のある方はそちらも聞いて欲しい。 アンダーカレント 関連情報

びるびる 新入社員のための 実践ビル管理入門

ビル管の仕事に就いて10カ月程になりますが、新卒入社組と違って導入教育も無いまま膨大な量の雑務に追われ、専門知識がほとんど何も身に付いていないことから、手頃な入門書を探して本書にたどり着きました。類書は他にもあるのですが、出版されて約30年も経ているのは良書に違いないと。
かなり広い範囲をカバーしているにも関わらず、的確で覚えておきたい知識満載で、私にとっては頼れる先輩代わりみたいな感じです。同時に購入した写真でトライ 空調設備の点検と整備と併せれば、日々ありがちな作業はかなり網羅出来るので、仕事上の不安感軽減になりました。
イラストが時代を感じさせますし、記事中の機材類は古さを否めませんが、基本的な仕組み自体はそれほど変わっている訳では無いので、まだまだ充分活用出来る内容だと思います。 新入社員のための 実践ビル管理入門 関連情報

びるびる 歯と爪【新版】 (創元推理文庫)

多数のミステリ作家がこの本を名著ならびに参考書だと言う。
それを盲目的に信じ、どれほど面白いのだろうかと胸を膨らませて買って読んだ。

はっきり言って途中までは退屈である(これは私の感情なので、一般論ではない。デンマン氏にこの言葉を聞かせれば『異議あり』と言われてしまうかもしれない)。
だが、あともう少しで袋とじだというところに差し掛かると、だんだんと面白くなってきた。(とはいっても、ここでもまだ、はっきり面白いとまでは言えない……)
袋とじまで辿り着き、どうしてこんな中途半端なところで?と疑問に思いつつもその先を読んでみると、ようやく指数関数的に盛り上がってきた。
ここまで読めば半数以上の方は名作だと判断を下すだろうと思う。なので、ぜひとも袋とじを破ってその先を読んで見てほしい。

だが、少しだけ苦言を申したい。
1、これは翻訳もの全般に言えることかもしれないが、文章のテンポの緩急が悪すぎる。
2、この作品はかなり古典の作品である。だから仕方ないのかもしれないが、現代の日本には叙述トリックに重きを置いた作品がたくさん発表されているので、そういった作品を読み慣れている方々からすれば少々不満かもしれない。なぜなら、構成がよくないと思われるからである。この作品は二つのストーリーが時系列順に交差して並べられている(いわゆるカットバック)……のだが途中まではそれらが(曖昧にすら)繋がらない、そしてかつ、その一方はある夫婦の日常生活で、他方は閉鎖空間である法廷での裁判であるから、読者に退屈感を味わわせてしまいがちである。(ただしこれは、どのような叙述トリックで楽しませてくれるのだろうかと期待している読者だけかもしれない。しかしはたしてそれ以外の読者がいるのだろうか)
3、『歯と爪』というタイトルだが、これが少し奇妙だ。歯のほうはいい。問題は爪である。確かに本作において爪は重要な要素である……が、しかし指のほうがさらに重要なのではないだろうか。(これは私の勘違いかもしれないが)
4、復讐……? うん……、確かに復讐だね……。

いろいろと苦言を書いては見たが、しかし、私はこの作品を貶めるつもりはまるでない。むしろ、現代日本にあふれる叙述トリックミステリに勝るとも劣らないとさえ思っている。
これまで内外問わず数々のミステリを読んできた方々にでも、胸を張ってお勧めしたい作品である。
これから読もうと思っている方は、どうか最後まで読んでいただきたいと思う。 歯と爪【新版】 (創元推理文庫) 関連情報




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