ジョシュア・レッドマン 商品

ジョシュア・レッドマン カンザス・シティ [DVD]

筋書き・出演者もかなり良いのですが、何より音楽! ジャズ好きでなくともきっと感動するはず。アルトマンはこの映画の為に最高の演奏家を集め(ジョシュア・レッドマンとか)、最高のセットを組んで、そこで全曲ライヴ・レコーディングを行ったそうです。当然サントラも必聴。 カンザス・シティ [DVD] 関連情報

ジョシュア・レッドマン ジョシュア・レッドマン

ジョシュアの、痛快デビュー作。
ブルースナンバー、スローバラード、モンクナンバー、オリジナル、ファンク、コルトレーン風モーダルナンバー、スタンダード、バップナンバーと、もうなんでもござれ。発表当時これを聴いたときは、この人ここまでやっちゃって今後どうするんだろうなどと余計な心配までしてしまう程でしたが、その後のオリジナリティあふれる他の追随を許さぬ活躍ぶりはご存じの通り。
どの演奏もクオリティ高いですが、やはりオリジナルの4、6あたりが、その後の活躍の萌芽を感じさせるというか、まあとにかくめっちゃカッコイイ。バックのメンバーも、当時20代の期待の新人であった人たちばかり。80年代90年代は雨後のタケノコのように新人がデビューしましたが、ジョシュアこそ現在まで活躍する数少ないホンモノであった、と言えるのではないでしょうか。まあとにかく、カッコイイので聴きましょう。 ジョシュア・レッドマン 関連情報

ジョシュア・レッドマン Walking Shadows

私はレッドマンがデビューした頃からの大ファンでした。
間違いなくレッドマンは、90年代のデビュー以降ジャズの人気をけん引した光り輝くスターだったと思います。

90年代後半の演奏はファッション性やギミックが過剰になったりして鼻に付く部分もありましたが、
2000年代に入ってのSFJCやエラスティックバンドもその作曲や演奏のセンスは個人的に、完全にツボでした。

ちょっと魅力が翳って来たかな、と思ったのは『コンパス』から。ちょっと気持ち悪い曲が多くなったな、と思ったこの頃、
来日したブルーノートのステージで見たレッドマンは、サックスを吹くその背中が終始プルプルしていたり(あるいは
たまたま体調でも悪かったのかも)、無理して頑張ってるんだな、という風に見えました。

そしてこのアルバム。メルドーのアルバムと言われたら、そうかと納得できそう。それは良いけど、
いや、良いアルバムですよ、主役のサックス以外は。
これで主役がレッドマンでなかったら、と想像する、その事ばかり気になるようになってしまいました。

レッドマンのクリニックを見に行ったとき、自分で「ビブラートの練習はほとんどした事ないし、得意ではない」と言っていたと
記憶しているが、これまでのアルバムは確かにそれで良かった。でもこのアルバムのような企画では、そのスタイルが裏目に
出ている気がしてならない。間が持っていない箇所がある、と感じる。

賛否の分かれるLet It Beもやはり白けた気分になるし、一番気になるのはLast Glimpse Of Gothamの最後、
レッドマンのサックスがひきつったようなロングトーンで曲を終える。それまで、お、良い感じ!と思って聴いていた曲が、
その引き攣りで。
レッドマンのサックスは元々線が細かったけれど、最近はますます細く(あるいは薄く)なってちょっとヤバイんじゃない?と感じる。
年齢を重ねる事が彼には良い結果をもたらしていないな、と思ってしまうのです。 Walking Shadows 関連情報




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