須藤真澄 商品

須藤真澄 天使のしっぽ OPテーマ

人気TVアニメの主題歌集。主演声優12人によるオープニングは、声質も歌唱力もばらばらな12人が、かなり奇妙な歌詞をあくまでも明るく斉唱するという変り種。エンディング曲は、それとは打って変わって、野川さくら一人によるしっとりとした歌声が印象的。対照的な2曲だが、どちらも耳に残る。 天使のしっぽ OPテーマ 関連情報

須藤真澄 木珊瑚の島 (ビームコミックス)

須藤真澄の短編連作ファンタジー作品集。
須藤真澄にとって、短編ファンタジー作品はほとんどライフワークに近く、作品数も相当な数になろうかと思います。「庭先案内」から続くここ10年くらいの作品では共通のキャラクターを用いて、シリーズ化がなされているため、純粋な短編集とは違います。関西弁の姉妹、ついてない美大生、幻燈機のおじいさん・・・、つい「元気にしてた?」と声をかけたくなるような魅力的なキャラクターたちによって綴られる物語は、不思議な懐かしさがあります。

前作「火輪花の丘」では、もともと作者がもっていた言葉の訛りへの愛情が爆発し、かなりサイケで読み手を選ぶ作品集になっていましたが、今作ではかなり整頓された感じがあります。また、「川辺の花」のようなこれまでの須藤作品を結晶化したようなすばらしい作品もあり、円熟とはまた違う味わいを見せる須藤ワールドは今こそ読むべきと思わせる深みがあります。残りの星は幻燈機の最終回にとっておきます。星4つ! 木珊瑚の島 (ビームコミックス) 関連情報

須藤真澄 グッデイ<グッデイ> (ビームコミックス)

「何度飛行機を乗り換えても、わしのホテルが待ち合わせ場所だ。いいな?」

バンコクでラスワリ(最期の1日)を迎えた旅人に、ホテルのオーナーが語ることばです。飛行機とは肉体の事、生まれ変わっても又会おうな、と旅立つ人に告げているのです。
感傷的な作品ではありません。死の瞬間が描かれているわけでもない。なのに胸が痛くなりました。

 家族に囲まれた賑やかな死と並んで、孤独な死もあります。その孤独を、その人の最期の日を知ることの出来る偶然の組み合わせが癒すのです。「また生まれてきたいなあ」という言葉を語らせるほどに。

 これから幾度も、この本を読み返す事になるでしょう。大切にしたい余韻を残す作品です。 グッデイ<グッデイ> (ビームコミックス) 関連情報

須藤真澄 木珊瑚の島<庭先塩梅> (ビームコミックス)

好きなのでサインが欲しいです。
なんでもいいので何か描いたサインが欲しいです。 木珊瑚の島<庭先塩梅> (ビームコミックス) 関連情報

須藤真澄 Nature(ナチュール)

日常の穏やかな風景を切り取り、音楽にした...という感じのミニアルバムです。
どの曲も秀逸!半分以上がインスト曲という、歌手にしては珍しい一枚なのですが、
どれも非常に質が高いです。例えば初夏の週末の昼下がり、中くらいのヴォリュームで
流す...なんてのが良く似合うCDではないでしょうか。
個人的には、5本の指に入る傑作だと思ってます。こういうCDを出せる歌い手では
あったのですが...今後、過去形で語らなくてもいいように期待したいところ。
ちなみに、一押しは「陽炎の向こう側」。しみじみ、染みます。 Nature(ナチュール) 関連情報




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