ジョン・リー・フッカー & フレンズ(ライ・クーダー、ボニー・レイット、アルバート・コリンズ 他) [DVD]
いや~初めてライクーダーの演奏している姿を拝見しましたよ。感激しましたね。ジョン、ライのお互い敬いながらの演奏は”これぞ”って感じかな。デルタブルーズファンは必見かな。TomKumでした。
カム・アンド・シー・アバウト・ミー [DVD]
TV放映された映像ではあるのですが
ストーンズのアメリカン・ツアーにゲスト参加した
89年、アトランティック・シティーの映像は圧巻のひとことです。
バックにキース・ロニーらのストーンズのメンバーに加え
エリック・クラプトンまでいます。
しかしながらこの方は存在感だけで圧倒してしまっています。
演奏も歌も全てが月並みな表現ですが
「かっこいい」のひとことです。
サイドに居るロニーもキースもクラプトンもそして
無表情なビルでさえ嬉しそうな顔をしております。
失礼ながら私がはじめてこの方を知ることになった
きっかけとなったこの89年アトランティック・シティーでの
映像がようやく日本でもリリースされることに
深い感慨を覚えます。
The Very Best Of John Lee Hooker
「Boom Boom」は、おなじみのヒット曲、「One Bourbon, One Scotch, One Beer」は、ビールを飲みながら聴いてみる。気持ちよく酔えるかな。未成年の方は、だめですよ。ジョンリーの唸るようなボーカルとブギーのギターを、泥臭いデルタブルースというものを、このアルバムで聞いてみてください。
Very Best of John Lee Hooker, the
冒頭は、デビュー曲のM1(1948)、M2〜3(1949)、M5(1951)など、MODERNレーベルでのオリジナル録音。
以降は1950年代後半のVee-Jayレーベル録音の代表曲であるM7、M8、そのほか1960年代のINPULSレーベル録音など、1948年から1960年代までの音源で構成されています。
いわば代表曲のオリジナル・テイク集ということです。ジョン・リーは怪しげな編集ベストが多いですが、当盤は「Very Best」というタイトルに恥じない正等な内容となっています。
もしあなたがジョン・リーを聞いたことがなく、最初の一枚を選ぶとするならばこの盤が最有力候補です。
Mr. Lucky
91年発表。全曲が共作を含むオリジナルで占められた入魂の一枚。たくさんのミュージシャンを適材適所に導入した豪華な作品であると共に楽曲そのものも“クソ・ブルース”そのものでありながら、微妙にポップな感触があり、思いっきり聴きやすい作品になっていると思う。大御所中の大御所ながら、今一つポジション的にどうよ?って感じの人だけにこの皮肉とも前向きともとれるアルバム・タイトルには本当に引かれる。もちろんその真意は集まってくれたたくさんのミュージシャンへの感謝の気持ちを素直に表したものだと思うけど、そう考えるとこの人の人柄のようなものも伝わって来てキャリアや音楽スタイルのみならず、それを慕っている人も多いだろうと思う。
やはりあらゆる面で魅力的なオーラを放っているアルバムだと思う。
ジョニー・ジョンソンのコロコロと転がるピアノが素晴らしい1.メロウな3.にはギターにアルバート・コリンズが参加、4.ではライ・クーダー、ジム・ケルトナー、ニック・ロウのリトル・ヴィレッジ組が参加・・・と話題にもことかかない。
ジャケットのデザインもジョンの満足げな顔も最高!!作品の内容を思いっきり象徴していると思う。