NHK大河ドラマ「北条時宗」オリジナル・サウンドトラック
a masterpiece composed of both historic and folk elements; amazing Mongolian and Korean music with excellent mixture...all you can find in this soundtrack!
北条時宗と蒙古襲来―時代・世界・個人を読む (NHKブックス)
毎年、次の年の大河ドラマが決まると、秋頃から、わあーと出版される大河尾ドラマ関連本。それこそ雨後の筍でんな。しかも、大抵は新し味もなんもない、まあーよう出しまんなっていうのばっか。ふつうの歴史ファンは、それこそあんまり手にとらないんではないかと思いますが、今年は違いましたね。時宗ちゅうんで、やっぱり、どばーと出てきたけど、その後、1月になって、ひょこっと村井章介先生が出しはったんが、これがすごい。さすがは東大の先生やね、出てくる史料が違うわ、解釈が違うわ。危機管理やら、蒙古との対決やら、そんなんは、まあ、出てけえへん。あくまで正統に、正統すぎるくらい正統に、時宗を読んでいかはる。生真面目すぎるかもしらんけど、こんな本、ほかにはちょっとないんとちゃうかいな。まっとうな歴史好きやったら、ドラマ本やからと敬遠せんで、是非とも読んで欲しい。安達泰盛なんか、柳葉さんには悪いけど、大河ドラマとは全然違う人物やゆうことが分かるから、絶対読んで損はせえへん。保証します。
NHK大河ドラマ 北条時宗 総集編 DVD-BOX
評判は悪いが個人的には結構好き。
時代に合わないヒューマニズムがよく批判されるが、結果、時宗のそれが周囲の現実的意見や頼綱の冷酷さを際立たせる効果ともなっていた。
また敵兵の救助は実際に敵の生存者を送還した事実から膨らませたフィクションだし、それを当時の武士社会からは外れた存在の商人謝国明に行わせたところに多少の説得力がある。それに彼はおそらく宋人ではなかろうか。であれば同胞を助けるのも納得がいく。
最後に時輔だが、彼もとある史料の記述をもとにしてか生き残り、さらには大都まで行ってしまったが、戦争というある種の文化交流で双方の視点を描くのに、史実においても、当時の武士としても死んだ彼を用いたのは卓見だったと思う。
大河はドラマだ。かつての文学・文芸ように歴史に自由さを求めてもいいと思う。
当然おもしろくなけば問題外だが。
時宗 巻の壱 乱星 (講談社文庫)
発売当時に読んで以来、約10年ぶりに読み直してみました。
やはり北条一族が大勢でてくるので登場人物が多くて混乱します。まぁそれは作者のせいではないですが。。。
当時の征夷代将軍だった九条頼経の存在感や、三浦一族など、北条家の独裁かと思いきや意外にそうでもなかったんだなぁというのがよくわかります。
1巻の主人公は北条時頼ですが、大河ドラマでの配役である渡辺謙でそのまま置き換えてイメージできちゃいますね。
北条時宗 (前編) (NHK大河ドラマ・ストーリー)
渡辺謙さんファン視点では謙さんが演じた主人公北条時宗の父・
北条時頼の息子へのスパルタ教育&得宗家独裁っぷり&鬼気迫る
芝居が記憶に新しい大河ドラマ『北条時宗』の大河ドラマストーリー
ブック。P3に渡る写真満載のキャスト紹介、インタビューは嬉しく、
作品に想いを馳せて、縁の地巡りしたい時にはガイド本にもなったり、
歴史の勉強にも役立ち(その昔、大学入試で絶対出題者は大河ドラマ
フリークだったに違いない!と思わせる出題がありましたw)そして
前半の台本を元にノベライズ化された読み物も掲載されています。
柳葉敏郎さん、吹越満さんとは『北の零年』つながり、浅野温子さん
とは『天と地と』で叶わなかった夢の共演が叶い、他にも渡部篤郎さん、
北村一輝さん、池畑慎之介さん、篠原涼子さん、ともさかりえさん、
牧瀬里穂さん、川崎麻世さん、平幹二朗さん、北大路欣也さんなどなど
さすが大河!な豪華キャスト紹介も見もの。放送をご覧になった方は
もちろん、未見の方も是非想いを馳せて頂きたい大河ドラマストーリーブック。