ヴェリー・ベスト・オブ・クリストファー・クロス
クリストファー・クロスの名曲の数々が収められたベスト盤。あまりにも優しい歌声とメロディ・・・何より1曲1曲にドラマが感じられる彼の歌の魅力は今も全く変わらない。「セイリング」を初めて聴いた
時は泣いてしまいそうになったり、「アイ・ウィル」が収められているアルバム「バック・オブ・マイ・マインド」にどっぷりはまってしまい、一日何回も何回も聴いていたことなどが懐かしい。AORというジャンルに出会ったのもこの人のおかげだった。「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」はあまりにも有名な名曲で、映画「ミスター・アーサー」の主題歌。デビューアルバムに続いて、数々の賞を受けた。今も現役で活動しているはずだが、そろそろ新作も発表してほしいところ。
ラブ・ストーリー~小田和正ソングブック
小田和正のセルフカバーを聴くならこっちのほーが遥かに良い。'80のA.O.Rの大御所たちがカバーしている辺りも興味深い。ただ「ラブ・ストーリーは突然に」「時に愛は」は残念な出来映え。「こころは気紛れ」(SUZAN)は上出来!
アナザー・ページ
イーグルスが大好きだった子供の頃、ドンヘンリーが参加しているというだけで買った1st。それでクリストファークロスの大ファンになり、このアルバムを買いました。
当時は「やはり1stのほうがいいな」と感じあまり聴いていませんでしたが、最近聴き直してみると、このアルバムの方が1stより深みがあり飽きずに何度も聴けることに気付きました。アコースティックギターをフューチュアしたしっとりした楽曲から、サビが印象的な「オールライト」、アルバムの最後を飾る壮大な雰囲気の名曲「Words of Wisdom」と名曲揃い。もちろん1stも素晴らしいですが、私はこのアルバムの方が好きです。
ところで1stでは名ギタリスト、エリックジョンソンが1曲だけ参加していましたが、このアルバムには参加していないようです。エリック向きの清涼感溢れるメロディックな楽曲がズラリと並んでいるので少し残念な気がします。
Melodies-The Best of AOR-
やっとでた!こんなコンピレーションを待ってました。
今40代の我々にとっては青春時代を謳歌した頃の懐かしい曲が満載です。AOR(Adult Oriented Rock)の名のとおり自分が大人になってまた聞いてみるといいものですね。この夏のドライブの友にしようとおもいます。ベストヒットUSAのテーマ曲もはいっており、おもわず小林克也のまねをしてしまいました。
ヴェリー・ベスト・オブ・クリストファー・クロス (ワーナー・スーパー・ベスト40)
2002年、Christopher Crossのベスト盤です。
(原題「The Definitive Christopher Cross」、邦題「ヴェリー・ベスト・オブ・クリストファー・クロス」)
このベスト盤は、1st「Christopher Cross」(1979)〜 6th「Window」(1994)からのベスト選曲、
プラス、映画「Arthur(ミスター・アーサー)」サントラ盤収録曲(6)、
L.A. オリンピック・コンピレーション盤収録曲(13)、映画「Nothing in Common」サントラ盤収録曲(15) 。。。の全19曲が収録されています。
また、(12)(14)(19)が、New Remixとなっています。
そして、当時のリマスターが施されています。
音の透明感がアップし、音量の増幅・減衰がスムーズ、より音が伸びる感じになっています。
バラード系の曲では、クリスタル・ヴォイスのクリスタル度が上がることにより、叙情性 & 胸キュン度・アップ。
のりのいい曲では、アタック感がよく、よりGroovyになっています。
。。。さしずめ、「姿勢の悪い原盤」「背筋がピンと伸びたリマスター盤」といった印象です。
軽快なGrooveにのった(1)、定番曲(2)(3)、哀愁感が心地よい名バラード(4)、
Burt Bacharach, Christopher Cross, Carole Bayer Sager, Peter Allen共作の超・名バラード(6)、
アコースティックで優しい雰囲気のバラード(8)、アップテンポで哀メロが駆け抜ける(10)などなど、素晴らしい楽曲がギッシリ詰まっています。
全編通して聴くと、「爽やかな哀愁」「哀愁の風が吹く」といった感じ。
秋はもちろん、出会いと別れの春にも、Good!だと思います。
「Christopher Cross初心者」「Christopher Crossを1タイトル持ちたい人」「1st, 2ndしか聴いたことがない人」に、Good!です。
レアトラックあり、リマスター良し、New Mixあり、79分超のボリューム。。。とサービスがいいので、「☆5」とさせていただきました。
(参考)
同タイトルで、収録曲が違うものがあります。
また、外盤で2枚組ベストも出ているようです。よく調べてみては?