ハイ・グレード・ピアノ・ソロ カーペンターズ (ハイ・グレード・ピアノ・ソロ)
「雨の日と月曜日は」「見つめあう恋」をピアノで弾きたくて購入しました。とっても編曲の仕上がりが丁寧で満足のゆくものです。ただ、そのすばらしさの分、弾くのも一苦労するものもあります。ピアノ中級以上の方にお勧めです。「トップ・オブ・ザ・ワールド」「シング」「イエスタデイ・ワンス・モア」など馴染み深い曲も勢揃いなので、ファンには持っていて損はないでしょう。
Carpenters
カーペンターズ3枚目のオリジナルアルバム。
「スーパースター」の大ヒットで、彼らの日本での人気はこのアルバムから急上昇した。
アルバムのオリジナル・タイトルは「carpenters」という味も素っ気もないものだが、日本盤では「スーパースター」とか「雨の日と月曜日は」なんて邦題が付いていた(2種類のタイトルがあるのは珍しいというか、なんというか)。
「あなたの影になりたい」は目立たないが、シングルカットされてもおかしくない佳曲。リチャードもこの曲を気に入っており、特にブリッジの部分のカレンの歌唱は最高と言っている。
「サムタイムス」は名作曲家ヘンリー・マンシーニの隠れた小品を、例によってリチャードが「発掘」したもの。父の日か母の日にふさわしいような、身近な人に対する感謝の思いを綴った歌詞が、彼ら好みだったのだろう。
ちなみにジュリー・アンドリュースがこの歌が好きで、「この素敵な曲を有名にしたのはカーペンターズの功績」と自らの番組で話していた。
「バカラック・メドレー」は展開が速すぎて「恋にさようなら」や「サン・ホセへの道」などの有名曲以外はスルーされやすいのだが、彼らの集大成といえるベスト盤「From the top」にはメドレーの中に「Knowing when to leave」と「Make it easy on yourself」がかなり長いバージョンで収録されている。コアなファンの方はぜひ一聴を。
雨の日と月曜日は
その昔、学生時代にFMで聴いたのが偶然の出会いでした。
1曲目「 I Thought About You 」、2曲目「もしも私が鐘ならば」。あまりの素晴らしさに戦慄が走ったほどです。カセットテープに録音したそれが聴くに耐えられないくらい音質に落ちた頃に、たまたま吉祥寺の中古レコード店で当アルバムを入手したときの喜びは忘れられません。
ヘレン・メリルが歌った名曲中の名曲、「 You`d Be So Nice To Come Home To 」が収録されている。これはもう聞き逃すのはあまりに惜しい。余談ながら、当時のレコードでコンディションの良いものはレアで非常に高値で売買されているとか。
ジャズ評論家の本を読むと、まず間違いなく「バラード&バートン」を代表作として紹介されています。しかし、しっとりとしたバラード曲とピアノトリオとともにスウィング感を利かせた曲とのトータルバランスで言えば、当アルバムのほうが勝っています。
さらに、ビギナーが女性ジャズヴォーカルを聴いてみようとCDを買うと、サラ・ヴォーン、ビリー・ホリディ、先程のヘレン・メリルという、往年の巨匠たちから入るといったケースが往々にしてあります。
彼女たちのアルバムはジャズ史上に残る名盤ですから、評論家が推薦するのはいわば当然です。
しかし、いかんせん古い。それに各自個性がありすぎて拒否反応を示すのではと危ぶまれてしまいます。
アン・バートンはそれらと較べて素直にストレートに耳に心地よく入ってくる。まさに日本人の感性にあったヴォーカルです。
事実、70年代には来日公演が何回もありました。
当アルバムをまず聴いて、バラード曲により惹かれるものがあれば「バラード&バートン」、「ブルー・バートン」と進むのがいいですし、そっくり全体を気に入れば「スカイラーク」、「ニューヨークの想い」に進むのがいいでしょう。期待を決して裏切ってくれない一枚として推薦いたします。
ハイグレードピアノソロ カーペンターズ (ハイ・グレード・ピアノ・ソロ)
「雨の日と月曜日は」「見つめあう恋」をピアノで弾きたくて購入しました。とっても編曲の仕上がりが丁寧で満足のゆくものです。ただ、そのすばらしさの分、弾くのも一苦労するものもあります。ピアノ中級以上の方にお勧めです。「トップ・オブ・ザ・ワールド」「シング」「イエスタデイ・ワンス・モア」など馴染み深い曲も勢揃いなので、ファンには持っていて損はないでしょう。
雨の日と月曜日は (新潮文庫)
面白かったです。
でもそれは、この著者のノンフィクション・コラムを読んでいたからです。これを最初に読むより、幻冬舎アウトロー文庫の本を読んでから呼んでみてください。かっこいい文章を書いている著者のちょっとかっこ悪い日常がわかります。そして共感できます。