続・テレビまんが主題歌のあゆみ
個人的な意見として、1960〜1990年代位までのアニメソングには、
最近のアニメソングが無くしてしまった、何かがあるような気がする…
その何かを知って頂く為にも、是非聴いて頂きたいアルバムです。
ジム・ボタンの機関車大旅行 (ジム・ボタンの冒険 (1))
小さな島国フクラム国に赤ん坊の入った小包が届きました。赤ん坊はジム・ボタンと名づけられ、親友の機関士ルーカスと一緒に、機関車エマに乗って冒険の旅に出かけます。マンダラ国に着いたジムたちは、竜にさらわれたリーシー姫を捜しに,竜の町クルシム国へ向かいますが、リーシー姫の誘拐にはジムの出生の謎もからんでいたのでした。・・・
『モモ』や『はてしない物語』で有名なエンデのデビュー作。前述の作品に比べるとスケールは小さいですが、その中にも個性的なキャラクターがたくさん登場しては、力を合わせることの大切さ、外見だけにとらわれて差別することの愚かしさ、勇気の素晴らしさなどが語られています。
しかし何よりものびのびと書かれた作風が、この『ジム・ボタン』の1番の魅力でしょう。『モモ』や『はてしない物語』でも有名なエンデの限りない想像力は、すでにこの頃から頭角を現していたんだな、と感心させられます。この作品がデビュー作にしてドイツ児童図書賞、国際アンデルセン賞を受賞したことも納得です。
挿絵もほのかなモノトーンで描かれていて、一層この作品を引き立てています。
ジム・ボタンと13人の海賊 (岩波少年文庫)
ジムとルーカスのお話の続編です。
フクラム国に戻ってきた二人は灯台役としてトゥー・トゥーさんを
連れてくるために再び島を出立します。
人魚と知り合いになったり、機関車エマが空を飛んだり潜水したりと
ワクワクすることがある一方で、
ジムの愛する機関車モリーが行方不明になり、
ついに海賊〈荒くれ13〉との対決が始まります。
そしてついにジムの出生の秘密も明らかに......。
自然に余計な手を加えないこと、
危険に直面してもみんな助かること、
そしてどの人・生き物も何らかの役割があること。
エンデの理念が輝いています。
テレビアニメ スーパーヒストリー 10「破裏拳ポリマー」~「勇者ライディーン」
ここにあるサザエさんは誰でも知ってる日曜6時半の歌ではありません。火曜に再放送していた方のミッチの唄うレアな歌です。探しに探したよぉ。オープニングもエンディングもどっちも癒される名曲だよ。