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ともだち
学校に入学するときにこの本を買いました。娘は何度もこの本を読んでます。弟にも読み聞かせ二人でげらげら笑っています!心温まる本なのですが、言い回しが面白いので子供のツボにはまるようです。この本を読んでいる二人の子供を見ていると、母が一番ホッとしてしまいます。
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ともだち (中公文庫)
1999年に出た単行本の文庫化。
ノン・シリーズの一冊。
いかにもな樋口作品である。現役の女子高生が主人公になっているのと、男性の影が薄いのが異色なくらいか。恋愛要素が見られないのは、タイトルが「ともだち」だからなのだろうか?
プロットにひねりがあり、最後まで楽しめる作品であった。
終盤になって主人公が発する一言が非常に印象的。忘れかけていた大事なものを思い出させてくれる。