かたち あるもの
ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」を見ていてエンディングでこれって、映画の平井堅に負けないくらいいい曲だ、誰だろうって思いました。するとクレジットで柴咲コウと。いつも柴咲さんの曲は、いいセレクトしていますが、これはまたまたやられたってかんじです。最近女性ボーカリストのパワー不足の感がありますが、この曲は切なく、心にしみるそんなシンプルな言葉が心に表れる曲だと思います。一押しです。
TVアニメ 機動戦士ガンダムAGE キャラクターソングアルバム Vol.2
アセム編から6人のキャラクターが選ばれた形になっています キャラソンをまとめて収録しただけのCDではなく、一枚の音楽アルバムとしての統一感があって、ガンダムAGE世界を楽しめます アセム編のいちばんおいしいポイントであるアセムとゼハート、ロマリーの3人の悲しいバランスにスポットが当たっている感じがします テレビアニメを補完していますね。歌をまとめて聴くことでストーリーが楽しめる感じ それだけ各曲はキャラソンとしては素晴らしい出来です 音楽としてだけなら、1曲目のアセム(江口拓也)の歌の出来が抜きん出て良いと思いました まさにこれぞキャラクターソング、そして歌で物語を描くコンセプトアルバムとして良い作品 ぜひ最初から最後まで通して聴くことを薦めます 単品で着うたフルなどを楽曲配信していない理由がわかります
PETIT `a PETIT―松井大輔フランスの日々
松井選手が渡仏してからのサッカーマガジンでの連載+同誌に載った折々のインタビュー+最新インタビュー+写真集のような本。
私はサカマガの連載の古いものを読んでいなかったので、読みたかったので買いました。
長谷部選手や長友選手のような本を期待している人にはおすすめしません。
松井は松井。万人向けのノウハウも心の整え方も教えてくれない。
いつも自分で考えることを大事に、様々な逆境を一見淡々と自分の意思で乗り越えてきた。
いろんなことを言われるけれど、自分を大切に、自分の好きなものを大切にしてきただけ。
経験を経て、チームのために働く強く優しい(自称)大人になったけれどサッカー少年の心は捨てない。
ワールドカップ後の苦境の1年を経た今の心境を知ることができます。
いろんな選手の本と読み比べると、余計に日本人離れした彼の個性の鮮烈さが際立ちます。
それを楽しめるファンにはおすすめの一冊です。
松井大輔のサッカー ドリブルバイブル DVD抜き技&魅せ技スペシャル(DVD付)
日本代表、そしてフランスでも活躍する、
松井大輔のDVD付き技術本。
技のアイデアが豊富で、
ドリブルだけでなくシュートの技も
見ているだけで楽しいです。
おしゃれな技が多いんですよね。
かといって、難しい技ばかりではなく
試合で使えそうな技もあって、
いろいろと、マネしたくなります。
これぞ、
“日本最高のテクニシャンの技”と
いっても、いいでしょう!
惚れ惚れします。
独破力
「異端児」
和を重んじる日本ではあまり耳にすることが少ない言葉かもしれない。
でもこの本を一冊読み終えた時、その存在こそ、今の日本に必要なのだと確信している。
ヨーロッパでは自己主張できなければ生きていけない。それは即ち、揺ぎない自分自身を求められるということ。
フィジカルの再構築、結果に対する貪欲さなど、フランスのサッカーを生き抜くために彼が身につけていったことが丁寧に描かれていて、とても興味深かった。多くの試練を経てサッカーを通じて彼自身が人間的に成長していく過程も読み応えがある。
「悪い自分から学ぶことは何もない」という前向きさは、今、学校で窮屈な思いをしている子供たちにもぜひ読んでもらいたい。
そして、周囲の目を気にするのではなく、思いっきり自分らしい個性を輝かせてほしい。
物語は2010年6月、ワールドカップ南アフリカ大会へと導かれていく…
今大会、誰よりも松井大輔に期待している。