ウィズダム和英辞典
かつてジーニアスの登場が、それまでの英和辞典をいっぺんさせたように
この和英辞典は今後の和英辞典を一変させるのではないかと思わせてくれます。
ジーニアス和英が「不十分だ」といわれるのは、
単純に英和辞典をひっくり返しただけのもの
にすぎないというのが一つの理由だと思います。
故に、ジーニアス和英で逐語的に行った英文はbig wordsにあふれた
不自然な英文が生まれてしまいます。
しかし、新たに生まれたウィズダム和英は日本語から始まる真の和英として
日本語と英語に存在するギャップを埋めてくれます。
例えば「お疲れ様」「ご苦労様」といった日本文化特有の表現が、
明快な説明と共に「使える英語」として載っています。
「なるほど!こういえばいいのか!」と思わず膝を叩きたくなる生きた英語が載っています。
未来を感じる和英辞典の登場です。
タロット解釈実践事典―大宇宙(マクロコスモス)の神秘と小宇宙(ミクロコスモス)の密儀
タロット教科書1,2,3を買った次に購入した本です。傾向としてはタロット教科書1に続く内容。
ケルト十字の展開は私の見たことのない置き方ですが、横一列をスリーカードのように読むなどおもしろい解読法で、こちらの方法も使いたくなります。
スリーカードで同じカードを出たと設定し質問によって解釈が変わってくるというくだりは、この部分を読むためこの本を買ってもいいと思う内容でした。
箱入り、シートの付録、ハードカバー、箔押し。
ただ、やはり高いです。
値段分の価値は十分にあると思いますが、初心者が手に取るには高すぎる。
ふつうの本屋には置いていないので、内容を見ないで注文するには勇気が必要な値段です。装丁をもう少し落として、普及版で出すことで、タロットを楽しみにやってみたい人にも手が届く価格になるのではないでしょうか。
本の内容はわかりやすいので、タロット教科書1か、この本かを初心者の方にはおすすめしたいです。
高校数学公式活用事典
高校数学に関するあらゆる公式がまとまっている良書です。入試の数学はパターンではありません。基礎がしっかりしているか否かです。その点にいてもこの本で基礎となる公式を完全理解することは必須です。
ジーニアス英和辞典
自分は英語の勉強には『ジーニアス英和』、和英は『ルミナス和英』やネットで『英辞郎』、洋書や新聞を読むときには『リーダーズ』を使っています。やはり『ジーニアス英和』にまず手が行ってしまうのは「語法」が一番詳しく載っている辞書だからです。ある程度の文法知識がないうちは難しいかもしれませんが、使っているうちに身につく文法知識もあるし、このサイズでこれだけの語法をABC順で引ける本はこれ以上のものを自分は知りません。「このサイズで」というところも大好きなところなので『ジーニアス大英和』は使っていません(「語数と質」という点では『リーダーズ』に惚れています)。『ジーニアス英和』の短所、たとえば例文が少ないだとか難しいだとかいったところは他の英和辞典や電子辞書に入っている英英辞典を調べればいいのであまり気になりません。また、手元に電子と紙の『ジーニアス英和』両方がある場合は、画面の大きい紙の方を使っています。語法に魅力のあるこの辞書は電子だとせっかくの情報にたどり着かないだとか全体を見渡せないで語法が理解しづらいとかいったわずらわしさあります。これくらいのサイズなら大画面の「紙」を選ぶほうストレスがなくていいです。