心の旅
思い起こせば、高石ともやとザ・ナターシャセブンってバンドに在籍していてマルチプレーヤーぶりを発揮していたのが印象に残っています。「花嫁」のような大ヒット曲の作曲をしていたのも知っていましたが、このアルバムで聴けるようなすばらしい曲を沢山書いていたのでびっくりしました。肉体は滅んでも、生み出された作品群は永遠に不滅です。知らない人は騙されたと思って一度聴いてみてほしい作品です。
タカダワタル的 memorial edition [DVD]
映画「タカダワタル的」で紹介されている、
下北沢スズナリでのライブが完全収録してあるのが何ともお得。
その他、
高田さんのインビュー映像なども加え、特典映像110分はうれしい。
下北沢スズナリでのライブは、
高田さんのベスト・ライブの一つでしょう。
年を経るごとに歌の巧くなった高田さんの魅力のすべてがあります。
古くからの仲間のミュージシャン(息子高田漣君含む)に囲まれて
めいっぱいリラックスした高田さんの歌は絶品!!
国が認めない人間国宝の魅力を見事に捉えた、
音楽ファン必見の高田渡の遺書です。
フィールド・フォーク Vol.2(紙ジャケット仕様)
30年以上前に、兄貴に買ってもらったレコードでした。レコードはすべて処分しちゃったので、懐かしくて、思わず購入してしまった。あの頃思い出す。シンプルな音です。。。。
今語るあの時あの歌 きたやまおさむ―ザ・フォーク・クルセダーズから還暦まで (CDブックシリーズ)
「今語る」にだまされた、とは言いませんが、純然たるインタビュー本ではありません。そうかだから著者が「きたやまおさむ」ではなくて「前田祥丈」なんだ、と今頃気づきました。
きたやまおさむの語りに、かなり著者の解説というか説明が加えられています。別にそれが邪魔だとは思いませんが、やはり生の声を聞きたいと思います。
内容はかなり充実しています。きたやまおさむの虚と実というか、プレイング・マネージャーぶりを時系列を追って語られていますし、将来についてまで触れられているところが単なる回顧録に終わらせていないので良いと思います。
CDは、きたやまおさむについてはあってもなくても構わない、本当におまけという感じです。8曲収録されていますが、本書にコメントがある以外は特にこの8曲でなければならないという説明はありません。それでもどれもが代表作だと思いますし、「戦争を知らない子供たち」はジローズのバージョンではなく、万博の時のものだと思いますので、ある意味必聴ものかもしれません。