MDRT講演同内容収録 【勝手に紹介が出てしまう】(保険営業向け) [DVD]
保険営業で最も重要なことが『見込み客の開拓』である。どんなに素晴らしいセールストークが出来ても、それを伝える相手がいなければ意味がない。保険営業を辞める人の最大の理由がこの見込み客の開拓の難しさにある。
基本的には人からの紹介があって、たくさんの人に出会っていくのでこのDVDの内容は保険営業に関わらず、全てのビジネスに通じるものがあると思いました。
特にDISC2のセールストークは早速実践でも使ってみようと思います。
晩年計画がはじまりました (角川ホラー文庫)
前半がおもしろかっただけに、後半の展開にはがっかりした。
福祉の仕事の報われなさ、理不尽な要求をしてくる客たち、孤独な老人。
ここら辺の描写はとても良く出来ていて、興味深い。
だが、肝心の晩年計画というのがどうしょうもない。
現実味が全くないし、ご都合過ぎる。
後書きによると震災以降
バッドエンドにするかどうかで悩んだそうだが
こんな取ってつけたようなバッドエンドでは全然楽しめませんよ
MOUSE(マウス) (ハヤカワ文庫JA)
ネバーランドでの子どもたちのパーティーは終わらない。好き勝手に生きてるように見えて、実は不安でいっぱいの子どもたち。18歳未満お断り、そんなフレーズは終わらないのはパーティーだけだという何よりの証拠。いつだってなにかとてつもない不安から逃げようとしてる子どもたち。突拍子も無いように見えて、共感せずにはいられない。
楽園の知恵―あるいはヒステリーの歴史 (ハヤカワ文庫JA)
異色の短編集。牧野修という、驚愕すべき才能の大いなる発露である。
特にホラー・SFなどのジャンルで、異様な物語を語る際の形容詞として、よく「悪夢的」といった言葉が使われる。悪夢は、現実では有り得ない程に混沌としているという先入観があるので使われるのだろう。
だが、この本に描かれている世界に比べると、悪夢の世界すら現実的なものに思えてきてしまう。12本の短編小説(付記が一つある)の描く異形の世界は、人間が考え得る奇想の限界を超えているのではないかとすら思える。危険で不潔で悪趣味ながら、素晴らしく魅力的だ。
しかも、この短編集はこれ程の独自性を持ちながら読み易く、また収録された短編全てがヴァラエティーに富んでいて飽きるという事が無い。
敢えて断言したい。面白い小説が読みたいなら、これを読むべきであると。