ギャザリング・フレンズ [DVD]
彼を知らなくても、80年代の洋楽、特にAORが大好きな人なら、購入して損しないと思います。
あれこれここに書くより、このDVDで共演しているアーチストの名前を確認いただく方がよいでしょうね。
実は私は彼の大ファンではありません。
それでも、こうしてコメントする程、このDVDの出来栄えは良いです。米国ヤマハの全面協力による音質の良さもさることながら、旬の時期から20年近く経過したのにマイケルのボイスの良さには、驚きです。
スタジオ収録やビデオクリップよりライブの方が良いと感じた作品は、これ以外、私は見たことないです。
(マイケルジャクソンなど80年代の定番DVDは色々と持ってますが。。。)
Soul Speak
オリジナルアルバムは97年の「Blue Obsession」以来途絶えているMcDonald。21世紀に入ってからは「Motown」という
タイトルのアルバムを2枚リリース。文字通りMotownナンバーのカヴァー作である。新作もカヴァーアルバムとなった
ので、正直またカヴァーかあ、と思ってしまったし、タイトルが「Soul Link」なので、またソウルかねえ、とやや食傷
気味の先入観を持ってしまった。しかしながら、漠然とした予想は良い意味で裏切られた。単なるソウルミュージックの
カヴァー集に留まらず、久々にロックなMichaelを聴けたからだ。
そもそもピックアップしているのがソウルと言う範疇に留まらないPop/Rockのスタンダード的なトラックが多いのだ。
Stevie Wonderの#2「Liveing For The City」を目一杯ソウルフルに歌い上げるのは最早McDonaldのオリジナルと言うべき
雰囲気がある。Van Morrisonの#7「Into The Mystic」ではMorrisonが持つ欧州トラッド的なカラーを彼独自の解釈で上手く
フォローしている。他にもLeonard CohenやBob Marleyの曲も取り上げており、ソウル・R&B・ロック・ポップスと広範囲
なカテゴリーのメロディに乗せてMichaelの歌声が楽しめる。
また、オリジナル曲も3曲入っている。AORロック的な#9「Enemy Within」とAC的なバラードが2曲。#5「Still Not over You」
と#11「Only Got Can Help Me Now」。特に前者は80年代前半のAOR時代のポップな感覚が心地良い。
お気に入りは久々にロックなMichaelが楽しめる#6「For Once in My Life」と#10「(Your Love Keeps Lifting Me)
Higher and Higher」。どちらも多くの著名アーティストが取り上げている名曲だが、Michaelのキーボードアレンジ
と歌声は違和感無くジャンプしてくれる。
Michaelのソロとしては個人的に93年の「Blink of An Eye」以来の当たりだった。単なるカヴァーとしてではなく
Michaelのアルバムとしてファンで無くても堪能出来るだろう。
Motown
The Doobie Brothersからずっとマイクの声に憧れている私にとっては、とても新鮮な企画アルバムでした。Motownの名曲ばかりですが、原曲を超えているものも多いと思います。特に、Ain't no mountain high enoughはドライブのBGMに最高です。また、マーヴィン・ゲイのI want youも、しっかりマイクの曲になっていると感じました。
ヴォイス・オブ・マイケル・マクドナルド
Mr.西海岸サウンドと呼ばれた彼のキャリアをまとめた、Best盤。
ソロ作品の代表曲“5”以降は、さながら極上の80年代AORコンピレーションの様相。改めて凄い人だと納得。
このBest盤で彼のファンになったという方には、82年発表の『If That's What It Takes』と85年発表の『No Lookin' Back』の2作を聴いて欲しいところ。
2枚とも、80年代の音楽が再評価されているのが頷ける名作。
Best盤には収録されていない曲が、これまた素晴らしく、キャッチーなメロディと稀類なヴォーカルと技術に裏づけされた演奏が重なり合って、
初めて「良い音楽」が完成する、という当然のことを痛感させられる。
特に『No Lookin' Back』は、西海岸系AORの大傑作。全曲捨て曲無し、などという形容では生温く、これをコレクションせずしてAOR好きを語ることなかれ、の一枚。
20年が経った今でも、単体のアルバムでこれを凌ぐ作品は、見当たらないでしょう。
マイケル・マクドナルド / ギャザリング・フレンズ [DVD]
Michael McDonald 好きにゃヨダレ垂涎もんなDVDなのだ
おまけにDoobieなオヤジ達までもが一同に会し
俺の大好物なJeff Bridgesが司会とくりゃ鼻血ブーで
その上今までコラボしてきた一流Musicianも集合すりゃ
もう体中の穴という穴から吹き出さずにはおれませんよ
Patti Labelle,Wendy Moten,Edwin McCain,Tommy Sims
Christopher Cross,James Ingram,David Pack,Dave Koz
Patti Austin,Kenny Loggins,The Doobie Brothers
Steve Gadd,Nathan East,David Paich,Steve Porcaro
Kim Carnes,Amy Holland,
これだけのメンツを一夜で揃えられ最高なショーを演る
こんなMusicians of MusicianってMichaelだけだ☆
オヤジやっぱり凄いぜ!センスと才能の固まりだよ
特筆すべきはC・Crossの〜Ride Like The Wind〜であり
James IngramとのトロけるようなメローなDuetsであり
Kenny Logginsとの往年で黄金の80'の2曲のコラボ!!
ヤングでナウでチョッキでパンタロンな死語の懐世界に
今一度レイドバックなハートで昔に戻ってみませう
Jeff Bridgesの味のある渋いVovalもヨソじゃ聴けません
Thank you Blue Eyed Soul