ELP四部作
アルバム名は、メンバー3人が別々に作ったパート、及び全員のパートの合計で4部作という意味。
それぞれの才能が高いことが改めて分かる作品であるが、その中でも個人的にはカール・パーマーの部が良いと思う。
このアルバムの最大の聴きどころは「庶民のファンファーレ」ではないだろうか。演奏時間が10分近い大作であるこの曲は、決してその長さを感じさせない。クラシックの作曲家コープランドの原作であるが、原曲を上回ると言っても過言ではない。他のELPのベスト盤等にも入ってはいるが、それは最初の3分だけで音量を下げて終わらせているもの。この曲は実はその後の方が変化に富んでいる。
他にも13分を超える「海賊(Pirates)」など素晴らしく、ベスト盤や「展覧会の絵」と共に聴くべき傑作といって良い。
Emerson Lake & Palmer
ELPの作品のなかでは個人的に唯一受け入れられる作品。だったのですが、もう一度他のアルバムを聞いてみて前言撤回(笑)。一番好きな作品と言いましょう。
記念すべきファーストアルバムであるこの作品は、かなり練られた音楽が聴ける決定的名盤。
格調高く繊細、それでいて大胆、静と動のバランス、強烈な響きで、どこをとっても素晴らしい。
グレックレイクの絶好調時代をCDで聞けるのも最高に心地よい。
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最新リマスターCDは期待以上の高音質です。豪華なセットで最高です。
THE WEDDING ALBUM 2005
結婚式でトランペットボランタリーを使いたくて買いました。
いくつかCDを視聴したうえで、これに決定。
トランペットでなく、オルガンで演奏されているところが決めてでした。
同じ曲でもCDによって演奏している楽器やテンポが異なるので、自分の好みに合うものを選ぶと良いと思います。
キース・エマーソン・バンド・フィーチャリング・マーク・ボニーラ
基本の軸は、「キース・エマーソン」と「マーク・ボニーラ 」からとなっている。
E.L&Pサウンド的には、ファーストから頭脳改革、四部作、までの感覚が存分に味わえる。
マーク・ボニーラが、キースを大変上手く気持ち良くさせているのがよくわかる。
相思相愛、って感じである 。
個人的に大変驚き、喜んだのは、マーク・ボニーラのボーカルが、ASIAのジョンウエットンに大変よく似ている事である。
これにより、E.L&P + U.K.にも感じる。
キースの鋭利で格調の高いキーボードワークとマークの哀愁に満ちた男ぽさが
見事に融合している。稀にみる、ベストカップルである。
往年のプログレファンとしては、にやりとしながら大満足の出来映えである。
DVDもカッコ良かった。キースとマークに本当に喜んでいると思うな〜w。