極端な未来 経済・産業・科学編
原著では前半に当たる部分です。
本書では、イノベーション経済(換言すれば知価社会だ)の到来、燃料問題
生命科学や医療の進歩、環境問題、そして極めつけはドラえもんの世界と言って
も過言で無い未来(アンドロイドの普及、五感全てをカバーするバーチャル技術
そして宇宙へ居住・観光産業が成り立つ本格的進出)について取り上げています。
前述した各分野の予測の信憑性(可能性)がどうなのか?という点はさておき
技術革新が招く一つの未来という点では興味深く読めましたし、それが成しえ
なかった時に人類が迎える危機的状況というのも昨今の時勢を見る限り納得
させられるものがあります。
先を見る一つの材料として読んでみるのも有りだと考える次第です。
Lost in Space (1998) (Edit) [VHS] [Import]
キャストも悪くないし、VFXも素晴らしいしセンスもあると思いました。しかし、話がマジメすぎるのとちっとも面白くないところが逆に凄いと思います。監督のスティーブン・ホプキンスは「エルム街の悪夢5」とか「ブロークン・アウェイ」とか「プレデタ−2」とか気になる作品もありますが非常に不安定な位置の人だと思いました。
南海の金鈴 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
時系列的には狄判事が最後に解決したことになる事件。
これ以降は政治に専念する決意を、判事自身が述べ、判事を支えてきた副官達もそれぞれの道を歩む。
判事の作品としては珍しく、
実在の都市広東を舞台に当時の広東の複雑な事情と都市内での不穏な陰謀その他がめくるめく疑惑をかき立てます。
肝心の事件がよく分からない推理で終わってしまうところが残念ですが、
狄判事最終章へ急速に収束していくラストは涙あり、胸にジンとくるものありといえます
奇蹟 ミラクル デジタル・リマスター版 [DVD]
「ポリス・ストーリー」3作がBD化され、これらジャッキー作品郡もそのうちBD化されるであろうと思いますが、今回出たジャッキー廉価版DVDの中では貴重(?)な、日本語吹き替え音声(2.0Chモノラル、TV放映版、未放映シーンは字幕)が入っておりましたので、購入しました。10年間所持していたパイオニア版のDVDには無かったし、“デジタル・リマスター”というのに期待させられました。パイオニア版よりは綺麗に映っていましたが、やはりノイズが気になるところが多々見受けられました。最近はBDの映像を見る機会も増えてきたせいか、粗さも分かるようになってきました。(鑑賞環境は、32型の液晶テレビです)
作品としてはジャッキー映画の中でも人情味溢れ、古き良き時代の映画を彷彿させるような映像、そして少なめだけどインパクト大の、これぞジャッキー・アクション!てな感じでいくつになっても観たい作品なので星は五つです。
今回の廉価版シリーズは“ジャケットは日本公開版パンフなのに中身は違う!”という怒りは私も同じです。おそらくBD化されたとしても、このDVDの焼き直しでしょう。それとちょっと気になるのが、このシリーズの背表紙が真っ赤で、ラックに収めた時に凄く安っぽく見えてしまいます。(実際、安いんですが・・・)もうちょっと雰囲気を作って欲しかったなぁ・・・。
ちなみにパイオニア版の「ミラクル」122分よりも約5分長い127分でした。追加シーンを確認しようと、ポータブルプレイヤーで同時再生で確認したところ、同じシーで序盤からちょっとづつ今回のDVDの方が遅れてきました。若干、再生速度が違うのでしょうか。(最初から50分くらいの所でやめましたが)
奇蹟 / ミラクル デジタル・リマスター版 [DVD]
アクションよりはドラマ重視。
カメラワークや照明などがそれまでのジャッキー映画と比べても
格段に良いです。(とくに『おれ、字が読めねぇんだよぉ』のシーン!)
僕は、今現在知ってる香港の役者さんのほとんどは
この映画で知った人たちが多いんです。
ロー・リエ(まだ、この人がカンフーできるとは知らなかった)
ビリー・チョウ(コイツだけ異様に強いなぁと思ってたが、のちに納得)
ウーマ(コレ観てからは、他の映画で『あ、また出てる!』ってねw)
ビリー・ロウ(いいから車洗ってこい!! ^ε^; ププッ)
リチャード・ン(あいかわらずのおバカキャラw)
リッキー・ホイ(あんな役でも違和感なさすぎ!)
まだまだいるけど、まあ、これぐらいで・・・。
少なめのアクションシーンも、少ないかわりに、濃い!!!
レストランやロープ工場での立ち回りは何度見ても素晴らしい!!!
あと、ギャング映画でもあるはずなのに、流血シーンが一切ないのも
ジャッキーらしいですね。好感持てました。
“先代のボス”以外は誰も死なないしね。
それと、「また遊びに来てくれよー!」って、
てっきり続編でも出るのかと思わせるラストのセリフには笑ったw