素晴らしいの一言に尽きますおすすめ度
★★★★★
ガンジー。
支配者イギリスに対し、決して暴力は振るわない。
しかし、絶対に言う事は聞かない。納税もしない。刑務所に入る事10回以上。
国産品を使う。インドの綿花が、イギリスで綿布に加工され、インドに輸入されて国民の綿産業を滅ぼしている。
彼は妻とともに、昔ながらの手回しの車で、糸を紡いだ。国民も彼に従った。
イギリスが塩を専売していると、奥地から海まで、1000kmを歩いて、手で塩を作った。
インドとパキスタンが、宗教の違いから戦争になりそうだった時、彼は「絶食」した。すべての人が争いをやめて、「パプー(ガンジーの愛称)、争いはやみました。どうぞお食べください。」と言うまで、一滴の水も飲まなかった。
20世紀の奇跡が、現実にここにある。
細部まで妥協なし
おすすめ度 ★★★★★
はっきりいって、すさまじい出来です
。従来の伝統を引き継ぎつつ、バランスがうまくとれてます。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。
概要
非暴力主義を唱え、インドをイギリス支配から独立へと導いたマハトマ・ガンジー(ベン・キングスレー)の生涯を描いたスペクタクル伝記映画。イギリス映画界の巨匠であるとともに反戦反骨の映画人としても知られるヒューマニスト、リチャード・アッテンボロー監督宿願の映画化であるが、イギリス人である彼がガンジーに最大級の賛辞を捧げながら演出にあたっているところが興味深い。広大なインドの大地を惜しまずとらえた映像の素晴らしさや、米英の名優たちを適材適所に配したキャスティング、そしてラヴィ・シャンカールの民族色豊かな音楽など、どこから切っても超一級品の傑作。アカデミー賞では作品、監督、主演男優、脚本、編集、美術・装置、衣裳デザインの7部門を受賞。(的田也寸志)