オペラ座の怪人は凄かった。おすすめ度
★★★★★
実は先日(2008年1月22日)、大阪は梅田にある劇団四季劇場で「オペラ座の怪人」のミュージカルを見に行ってきました。それ以来、オペラ座の怪人にはまってしまい、夜、一人で部屋で寝ていると、どこからか、ファントムの声が聞こえてくるような、もう私の頭の中から離れません。そして、すぐにこのCDをアマゾンで見つけ、迷わず購入しました。はっきり言ってもう星5つなんて全然足らないです!!!…というかあまりにも素晴らしすぎて付けられません。
最近、オペラ座の怪人は2005年に公開された映画が大変有名にはなりましたが、その映画が作られるもっと前にミュージカルとしても大ヒットした作品なんですよね!そのオリジナル版と言ってもいいこのロンドンオリジナルキャストによるアルバムは極上の一品です。
以下はこれから購入したい人に向けて、このCDの利点を挙げておきます。
●トラック番号が曲、シーンごとに分けられている。(前に販売されていたものは曲ごとの頭だしが出来ませんでした。つまりトラックが「1」しかなかったのです)
●全てのセリフ、歌詞がほぼノーカットで記載されている。(つまり、台本と同じです。※和訳はありません)
●音質が大変素晴らしい。(文句なしのレコーディングで編集してあります。臨場感たっぷりです)
●2CDのケースが箱型のハードケースに収められている。(高級感があります)
●劇団四季ヴァージョンのオーケストラは少し迫力にかけるが、ロンドンは素晴らしい音色で録音されている。(ホルンとかすごいうなりをあげていますし、バスーンや、オーボエ、コントラバスのピチカートなどはっきり聞こえます。)
以上、私が感じたことを列挙してみました。これくらいにしておかないと、買って初めて聴いたときの楽しみが半減してしまいますのでここまでにしておきますね!
やはり、「オペラ座の怪人は凄かった。」
ミュージカル史上最高クラスの名作の至福のCDおすすめ度
★★★★★
幸運にも、このミュージカルを最初94年にNYブロードウエイで、そして最近トロントでもみました。すべてのミュージカルのなかでもおそらくもっとも美しい、メロデイアスで豊かな旋律をふんだんにもった、そしてある意味衝撃的な音楽作品です。ストーリイをかいちゃうわけにはいかないんですが。。。
この作品はファントム(怪人)の声がでていないと成功しないといわれますが、このCDのマイケル・クロフォードでは実に豊かな音声、絶品で感動的とさえといえます。重要なパートナーであるクリスチーン役サラ・ブライトマンのソプラノは、近年の高評価どおり、高く美しくよくのびていて、そしてなによりも歌劇の重要な要素である、たましいのこもった、これはもう至福の歌声。とくにふたりのハーモニーは完璧にちかく、感動的なできばえになっています。ブロードウエイでみたときのと、まったく遜色ない完成度。もし舞台をみたかたなら、必ず感動がよみがえってくると思います。
オペラ座の怪人のCDを1枚買う、としたらこの作品が正解で、大満足ものとおもいます。
既に古典、なのに衝撃的。おすすめ度
★★★★★
四季のオリジナルキャストの舞台を観たのはもう十数年前。原詞を知りたくてロンドン版を購入し、CDが擦り切れる(わけない)くらい聴きました。サラ・ブライトマンの声は衝撃的です。色々なキャストのCDを聴きましたが、彼女のクリスティーヌがベストだと思います。ファントムのマイケル・クロフォードの声は四季・映画のファントムとはかなり違うので、映画から入ると違和感があるかも。自分は逆に、エキセントリックな怪人を表現するのには、彼の高い(+細い)声が一番だと思いました。
バランスが良いですおすすめ度
★★★★★
劇場で実際に鑑賞した時は、ラウルの声質が少しインパクトに欠けていて、怪人に食われてしまっている印象があって少々残念でした。でも、このCDでは、全員個性があり、バランスが良い、と思いました。あと、少々変な観点からの感動かもしれませんが、非常にきれいな英語で歌われていて、発音(発声)の美しさが、さすがオリジナル、という気品につながっている、と思いました。満足していますが、敢えて難をつけるとしたら、マスカレードにもう少し臨場感が欲しいかな、といったところでしょうか。それは単に、劇場で鑑賞した時の印象と比べているので、もちろん、CDで聴くだけの時とは単純に比較はできませんが。とにかく、お薦めです。
文句のつけようがないおすすめ度
★★★★★
珠玉の逸品、ということばが全く陳腐に響かない、真に価値のある1枚。ロンドンで、ニューヨークで、そして東京で、一体今まで何人の舞台俳優がこれらの曲を歌い継いできた事だろう。そんな大勢の俳優たちのまさに頂点で、非のうちどころもなく歌い上げられた作品がこれ。私はこのミュージカルが世に送り出されて間もなくの頃、ニューヨークの劇場でこのCDを買った。以来、ずっと折に触れて聴き続けている。飽きる事など1度もない。メロディーが流れ出てくるたびごとに、ファントムが、クリスティーヌが、ラウルが鮮やかに蘇ってきて、聞き惚れる心は時を忘れてしまう。
ファントムを演じたマイケルクロフォードも、クリスティーヌを演じたサラブライトマンも、艶やかにあでやかに伸びてゆく厚みのある高音は比類のない美しさで、聴く者を圧倒する。もちろん、ジェラルドバトラーもエイミーロッサムも映画の中で見事な歌唱力を披露したが、はっきり言って実力の差は歴然とある。だから、比較して優劣を論じるより聴き較べてその違いを感じるほうが楽しい。声のトーンや発音の仕方、曲全体の表現方法などが、俳優によってこれほどに異なるものなのかと確認できるだけでも価値は大きい。
この先何年も何年も、このCDを持つ人々の人生を必ず飾ってくれる1枚となるはず。買って本当によかったとずっと思い続ける事ができる稀有な名盤。もう二度と再び蘇る事のないオリジナルキャストによる歴史に残るミュージカルが、幻に終わらず手元にあるこの幸せ・・・。よくぞ作ってくれました、と製作者に心から感謝したい。
大変良く出来ています。
おすすめ度 ★★★★★
わたくしめもついに買いましたよ
。とにかくこれは絶対買いだ!
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。
概要
初演から10年を経て、アンドリュー・ロイド・ウェバー翻案の「オペラ座の怪人」について、いまさらなにが言えるだろう。いたるところで見聞きするので腹が立つ、とでも? イタリア・オペラのレパートリーからかすめ取ったさまざまなテーマを一つに縫い合わせたものだ、とでも? あるいは、たぶんこれを読んでいるいまでも世界のどこかしらで舞台に掛かっているであろう、批評家お墨付きの大衆娯楽だ、とでも? ポップ・カルチャーの万神殿で「タイタニック」を乗り越えそうなメガヒットを飛ばした「怪人」は、モダン・ミュージカルがいかに構想され、舞台にのせられ、市場に送り出されるか、そのやり方を――良くも悪くも――大幅に定義し直すことになった。その影響はロンドンやブロードウェイといった伝統の場所にとどまらず、はるか遠くまで及んだ。好例をあげると、ロサンゼルスの最長となったロングランの呼び物だった短縮版は服装倒錯者レビューで、14インチのシャンデリアがいっぱい使われ、主人公役は「男を演じる女を演じる男」だった。(Jerry McCulley, Amazon.co.uk)