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LIVING LEGEND

聖飢魔II
おすすめ度:★★★★★
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解散後に好きになった者から見て
おすすめ度 ★★★★★

99年に解散したヘビーメタルバンドの最後のアルバムです。

デーモン小暮閣下の知名度により存在を知っている方は多いかも知れません。ただ見た目やキャラクターから敬遠されがちです。しかし実際は日本のヘビーメタルバンドのパイオニアとして、確かな技術と音楽性を持った実力派バンドです。

聖飢魔||は解散したと言っても、メンバーの不仲や売れなくなったという理由からではなく、デビュー当初からの約束事を守っての解散でした。

その為最後を飾ると言う高いモチベーションでこのアルバムは作成され、内容は素晴らしいものになっています。聖飢魔||らしいヘビーメタルサウンドでありながら、ラップを取り入れた楽曲等新たに前に進もうとしてるようにすら見えます。

そしてどの楽曲も、新しい流れを取り入れた楽曲でも彼等らしい雰囲気に昇華されています。帰国子女であるデーモン小暮閣下にすれば英語で歌うことも可能でしょうが、日本語の強いメッセージを載せて放たれるヘビーメタルは圧倒的です。

元々私は洋楽派で日本語の響きはヘビーメタルには合わないと考えていた口ですが、聖飢魔||に関してはそれを感じさせないセンスと、強いメッセージ性があります。

初心者の方にはベスト版と合わせて聞いて欲しいアルバムです。ベスト版と同時期のアルバムと言うことで、このアルバムの楽曲は殆どベスト版には入っていません。

オススメです。



震えて聴け!
おすすめ度 ★★★★★

日本が誇るHR/HMバンドの最終大教典。

キャリアに裏打ちされた巧みな歌唱力・演奏力、計算し尽くされたシアトリカルな世界観、社会の動向を見事に読み取ったメッセージ性の非常に高い詩。。。

俗世間からはその派手なルックスと閣下のTVにおけるキャラゆえ、イロモノ扱いされていたが、これほどのミュージシャン・シップを持ったアーティスト&エンターテイナーな希有な存在であった。。。

そんな彼らの最終教典は、歴代教典最高度の鋼鉄度とメロディが理想的なバランスで融合した傑作であり、やはり心に響くメッセージも満載の逸品。

歌詞・演奏・メロディを含め、そこいらのなんちゃってエンターテイナー、なんちゃってバンドには決してマネの出来ない次元の代物。





偽悪の仮面に隠された「おにいさん」たちの素顔
おすすめ度 ★★★★★

 大人が世間に向って何か物申すとき、居丈高に正論を吐き散らすより、粋で洒脱な態度を交えて逆説的に語ってみせた方が説得力があるし、面白いし、第一カッコウがよろしい。聖飢魔2(文字化けするので2を使わせていただく)の作り出す楽曲の歌詞は、彼らのパッと見のイメージ通り、一見ダークで暴力的、あるいは皮肉に満ち溢れていて刺激的であるが、よくよく読んでみると言葉の節々にポジティブなニュアンスが感じられ興味深く、味わい深い。
 ラストアルバムに相応しいタイトルの♯1「HEAVY METAL IS DEAD」では、彼らの刺激的な言葉がしかめっ面した善人どもにかき消されていくことを嘆く。しかし時代の隅に追いやられてながらも、「お前たちだって虐殺されるかも知れねーんだぜ!(You also may be slaughtered!)」という閣下の渾身のシャウトは、バランス感覚を喪失した現代人に対する痛烈な一撃として未だに自分の胸を打たずにおかない。ドナドナとドナー(臓器提供者)とをかけた♯4「戦慄のドナドナ」や、今聞いても内容的に全く違和感がない現代風刺ラップ風ヘヴィメタとでも言うべき#5「20世紀狂詩曲」のような言わば「言葉遊び」は、古今を問わぬ広範な知識や教養を持ち合わせていなければ作れぬ曲であり、美辞麗句しか好まず吐かぬ「ご立派な大人ども」にはマネのできぬ芸当というべきであり、そうした連中が作る楽曲とは、深さというか面白みが全然違うのである。♯7「LOVE ≒defence of your complex」では、人の愛をさんざん小バカにしておきながら、歌詞の一番最後に「ドラマ」という一言を加えただけで内容を劇的に変質してみせる。そして最後の#12・#13は「こんな世の中だが、目をそらさず恐れず突き進め!」という、去り行く彼らから我々に送られた応援歌である。
 自分は楽曲のレベルや演奏技術について論評する言葉をあまり持ち合わせてはいないが、デーモン小暮閣下は今のところ洋の東西を問わずナンバーワンの男性ヴォーカリストだと思っているし、彼らの長年の経験に裏打ちされた安定した、かつアルバム通してメリハリのある演奏と、今まで散々書いてきた「彼らのいでたちと歌詞とのギャップの面白み」、以上を総合して「前世紀の遺物」どころか、「20世紀を代表する日本の名盤」の1枚として、老若男女問わず皆様にお勧めしたい。

 蛇足ながら、既に発売されているライヴの舞台裏のドキュメント「ウラビデオ」における彼らは実に真面目にライヴに打ち込んでいるし、裏方さんたちへの心遣いを忘れないし(裏方さんの地元で、親御さんも呼んで観客の前で誕生日パーティーをやっていたのが印象的だった)、ツアーの際メンバーのうち誰か一人が自ら前説を行なって観客をもてなすなど、サービス精神に溢れた優しくて楽しいおにいさん(というかオジサン?)たちである。また、ご存知の通りデーモン小暮閣下は、こと相撲に関しては玄人はだしの見識の持ち主で、彼があれこれうるさいNHKでゲスト解説した際も概ね好評だったのは、テレビやラジオで聞かせる軽妙なトークもそうなのだが、やはり大きいのは見た目と違う「常識人」だからであろう。本当にイメージというのは当てにならないものである。
 聖飢魔2における彼らのキャラを大事にしている人には面白くないレビューだったかも知れないが、そういう彼らの一面を指摘せずにはおれなかったのだ。



とにかく聴いてください!
おすすめ度 ★★★★★

個人的に聖飢魔IIの中で一番好きな「大教典」かもしれません。とにかくいい曲をそろえてます。イギリス系ハードロックが好きな方にはお勧めだと思います。

(1)さすが閣下。日本語をうまく詩に使います。(2)(11)正統派でかっこいい曲です。(11)はALL ENGLISHですが、やはり聖飢魔IIは日本語の方が魅力的な気がします。(5)(12)なくてはならない曲となりました。(7)エース長官作曲のファンキーっぽい曲はおしゃれで大好きです。(13)言うことなしです。最後の最後にルーク参謀はすばらしい曲をのこしてくれました。

ロックアルバムでありながらこれだけ幅広いものが作れるのは、各構成員がハードロックだけに固執していないせいなのでしょうか。若いころ「ロックは英語じゃないと変」と思っていた自分が、いつの間にかこの聖飢魔IIの世界に魅了されていました。彼らが新しいジャパニーズロックを築いてくれたおかげだと思います。ほんとにありがとう……そして、もっともっと聴いていたかったです!



まぁ、スゴイアルバムです
おすすめ度 ★★★★★

途中さまざまな紆余曲折があったが、最後はやっぱり聖飢魔Uらしい、ヘヴィメタ・サウンド。それもかなり華々しい。聖飢魔U十八番の16ビートのロックから、大曲の風格あるバラードまで凄まじい仕上がりで、ホントに解散するのか?と思わせるぐらいエネルギッシュ。それぞれの曲のクオリティもかなり高く、ベストアルバムと言ってもいいぐらいの出来。



はっきりいって、すさまじい出来です。
おすすめ度 ★★★★★

わたくしめもついに買いましたよ 。これを知らずして新しい時代のエンターテイメントは語れません。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!


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