OVA『ライディングビーン』のリボーンか? おすすめ度 ★★★★☆
10年ぶりの復活となった"ガンスミ"の第2巻。第1話の結末と、第2話の前半部分が収録されています。
第1話のラストは思いのほかショッキングでしたが、メインキャラそれぞれに見せ場があり、連載再開後最初の話としては良かったと思います。特にラリーとビーンがどんな間柄なのかがしっかり描かれていて、"ガンスミ"らしいストーリーでしたね。「CHAPTER.12」に出てきた"おっさん"もいかにも"園健キャラ"といった雰囲気で、物語の締めに一味添えてくれました。
第2話からは、なんとパーシー警部が登場します。このキャラは元々OVA「ライディングビーン」に敵役として登場した、かなり"イッてる"警部なのですが、今回輪をかけてキレたキャラとして登場しています。このキャラが出てくる以上、当然ビーンメインのストーリーになる訳ですが、OVAではビーンの相棒だったラリーがどのように物語に絡んでくるのか?これからの展開に興味が湧きます。しかし、パーシー警部の登場といい、敵女キャラの雰囲気といい、額を撃たれても死なないビーンといい、本当にOVAをブラッシュアップしたという印象のストーリーですね。OVA未見の方は一度見てみるのも良いかとと思います。
銃・車・爆発物、相変わらず園健テイスト溢れた一冊です。ただ、エロ要素はまだまだ控えめといった印象。今後こちらの要素での"BURST"も期待しています。
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