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プライドと情熱と (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション ソ 1-1) (二見文庫 ソ 1-1 ザ・ミステリ・コレクション)

エリザベス・ソーントン
おすすめ度:★★★★★
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強烈なインパクトを残すストーカー?ヒーロー!
おすすめ度 ★★★★★

最初はストーカーとしか思えなかったぐらい強引で、強烈なヒーローです。
まるで犯罪者のようにヒロインを追いかけ、強引に迫っていました(笑)。
でも根底に一途な愛情があるのと、時々見せる優しさがすごく光っていてよかったです。

そんなヒーローに熱烈に愛されるヒロインも、負けず劣らず、気が強くて芯のとおった女性です。
母親が義父に捨てられ、母親のようになるまいと堅く決心し、遊び人と評判のヒーローを拒絶します。
でも本当は彼が好きなのです。似た物同士ですごくお似合いの二人でした。

いままでのこの作者の本に比べると、ロマンスにパッションと情感、勢いがあった気がします(いつもよりホットですし)。
脇役たち(特に甘やかされた不良青年のヒロイン弟)も生き生き描写されていて、好き嫌いは別として、お話をどんどん動かしてくれます。
内容が濃いので、いつものように本格的なサスペンス仕立てにはなっていないのですが、すごくお腹いっぱいになりました。



情熱的なのに プライドが高くて 傷つけあってしまう2人
おすすめ度 ★★★★★

1815年 ナポレオン戦争中のイングランド。
ディアドレは 適齢期を過ぎた24歳の、裕福でない貴族の令嬢。
親を亡くし ささやかな領地の経営と 溺愛する異父弟の面倒をみるだけの生活。
ラスボーン伯爵ガレスは 諜報専門の軍人で、5年間の従軍から帰国したばかり。
2人は 5年前、彼女の社交界デビューの際に出会い、 お互い強く惹かれあうように。

しかし 放蕩者の義父に捨てられ みじめに死んだ母の姿がトラウマとなり
放蕩者に対して 激しい拒絶反応をもつディアドレ。
ガレスに惹かれる自分の気持ちを 認められず、
出征前夜 いつになく真面目なガレスに熱く迫られ 陥落寸前で 手ひどく拒絶する。

未だ彼女が未婚と知り、今度こそ 手に入れようと 画策するガレス。
ディアドレ唯一の弱点、異父弟をネタに 脅したり…
しかしディアドレも 超気が強く、会うたびに辛辣なセリフを応酬しあう2人。
 
ガレスがディアドレを うまくハメて 結婚したのも束の間、
彼女は 大陸へ逃げるが、 大陸へ進軍してきたガレスと再会する。

ディアドレにとっては、ガレスの愛人と噂されるスペイン人女優が、
ガレスにとっては ディアドレの異父弟が 障害となって
なかなか 互いを信用できない2人。

有名なワーテルローの戦いを背景に リージェンシーものには珍しく
本格的な戦いあり だましあい(裏切り)あり、
この激しさは 中世モノっぽい。そして ロマンスは HOT。

ヒロインは かなり かたくなで 中々 ヒーローを信用せず 
深読みして 疑心暗鬼になってばかりで〜
言葉の足りないヒーローは 前半 強引すぎて(ていうか犯罪?)ヒドい 
と思ったりもしましたが
後半の、彼のメロメロぶりと苦悩は すばらしいです。
(メロメロといっても 甘アマにならないのが この作品らしいのですが)

最後まで読んで すぐに もう一度 ガレス目線で 読み直したくなりました。



あー熱かった
おすすめ度 ★★★★★

 寝る前に少しだけ読むつもりが、約4時間、やめられずに
いっきに読んでしまいました。
 とにかくヒーローが強引なのですが、ヒロインの突っぱね
かたも激しい。『風と共に去りぬ』のヒロインとヒーローも
真っ青になりそうなケンカを繰り広げます。戦時下の物語らしい、
火花の散るロマンスです。
 リサ・クレイパスやマデリン・ハンターなど、セクシーかつ
サスペンスフルなヒストリカルが好きな読者、あるいは、
キャサリン・D・ウッディウスの作品に出てきそうな、
強引なヒーローが好きな読者にお勧めです。
 歴史的背景の書きこみも充実していてかなり分厚いので、読み応え
のあるロマンスを読むのがめんどうな方、口説くためには手段を選ば
ぬ強引なヒーローが苦手な方にはお勧めできません。


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