國の出現おすすめ度
★★★★★
第2巻の漢字は國。國ができあがる時代を指しているのだろうか。
何年に何があったかを記憶することが歴史の勉強だと思っている人がいるために、歴史が面白くなくなってしまったような気がします。特に、学校の先生や、学校の試験が、何年になにがあったかを問うのは止めて欲しい気がします。
大切なのは、過去にどういうことがあって、人間が何を解決してきたかというような、人間の生き方の宝庫だということではないでしょうか。
同じ過ちを繰り返さないための、教訓をこそ、歴史から学べると思う。
本書は、歴史を勉強するきっかけになってもらえると嬉しい。
日本史の知識を手っ取り早く身につけたい人へ
おすすめ度 ★★★★★
内容的に細か過ぎず、大雑把過ぎず、手っ取り早く日本史の知識を身につけたいと思っている人にお薦めです。漫画のクオリティも結構高いのではないかと思います。このシリーズは全10巻ですが、それぞれの巻を漢字1字で表現しているのもセンスがいいと思います。第2巻は「國」。以下目次です。
第1章 継体天皇と渡来文化
第2章 揺れ動く大和政権
第3章 聖徳太子と憲法十七条
第4章 大化の改新起こる
第5章 天武天皇と壬申の乱
第6章 持統天皇と藤原京
第7章 聖武天皇と奈良の都
第8章 奈良の都の暮らし
第9章 行基と奈良の大仏
第10章 鑑真と遣唐使船
第11章 苦しかった庶民の暮らし
第12章 藤原仲麻呂の乱
第13章 『古事記』と『万葉集』