I'm a MOTHERF*CKING PRINCESS! A

「世界の果て」以来、５年ぶりの待望の作品集。「掏摸」や「何もかも憂鬱な夜に」などの長い作品も素晴らしいのだが、短篇ならではの「瞬発力」に溢れた１３の作品を味わえる。個々の作品のクオリティの高さ、文学の可能性の広がりはもちろんなのだが、ここに長編小説に繋がる萌芽が潜んでいると思うと、これからも中村文則という作家をずっと読み続けたいとあらためて思わせてくれた１冊。「三つの車両」「セールス・マン」「体操座り」のようなエロ・（ブラック）ユーモア小説と同時に、著者初となる戦争文学「Ａ」「Ｂ」が読めるのも素晴らしい。メインキャッチの「一度の過ちもせずに、君は人生を終えられると思う？」はもちろんだが、ある作品のラスト、「どうやらこの世界は、そろそろ終わりに向かっているみたいだ」にやられた。 A 関連情報

A2 [DVD]

1997年のAの続編で2001年に公開された。各地で巻き起こるオウム真理教への排斥運動が描かれる。

信仰に忠実だが時には悩み当たり前だが普通の市民でもあるオウムの信者と、逆にともすればエキセントリックな言動に走り憎悪をむき出しに排除を訴える”良識ある”住民との戦いが、Aと同様に一切のモザイク無しの画面に展開する。

群馬県藤岡市宮元町で、やはり住民はオウムの排斥運動をしているのだが、不信と憎しみから始まったであろう2組の関係が、何と最後には仲良くなり、オウム退去の時には住民が集まり、見送り、寂しくなるねと声をかける。憎しみ以外のこのようなことがあったことを私たちはその当時知っていただろうか。

学生時代の友人同士が今は大手新聞社の記者とオウムの信者として取材をする側とされる側にいる。信者は記者の友に問う。
”私から見てると非常に不思議なんですよ。マスコミは事実と違っても報道局の方針で報道をしてしまうという印象が強いから。それで傷つく人も多い。当事者なんかは。どうして、そういう職業についてしまうのか...”。
記者は答える、”オレも不思議だよ。だって、親とも離れて.... どうしてもわからない。”　

5年前は同じ部活動をしていたという2人の会話はどこまでもすれ違ったままだ。

AからA2へと、ドキュメンタリーの生々しさとその現場を観る面白さと可能性を映画に結実させた森達也の傑作だ。 A2 [DVD] 関連情報

久々に聴きたくなって購入しました。商品も予定より早く到着し、状態もよく、満足です。 A 関連情報

コピー用紙高白色 A4 500枚x5冊/箱ホワイトコピー用紙

綺麗で十分な厚みのある普通のコピー用紙。
あまりの安さに心配したがインクジェットでも目立つ滲みや巻き込みも無く普通に使えた。
さて簡易包装。PPテープで一重に胴巻きしてるだけのシンプルさ。
配送の心配りかどうか、そのPPテープの上に送り状を貼り付けているので持ちあげられず
自然と抱え込むように下から持たざるをえない。
結果、梱包ダンボールに食い込むこともなく中の用紙も綺麗なまま。
値段は安いし品質も十分、夜中に発注しとけば数日で宅配ボックスに届けてくれた。
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コクヨ PPC用紙共用紙 FSC認証 64G A4 500枚 KB-39N