ワールド・トゥ・ビリーヴ・イン~ヒミコ・ファンタジア
世界1、2の歌姫、日本語で歌ってくれます。ビーザメンも歌ってたけど、この曲は伊藤由奈ともデュエットしていて、聴いたことのある人も多いはず。凄く日本語が上手なのにはびっくり!?セリーヌ凄いな。情感豊かだから、聴いていて和みます。 さすがです!邪馬台国の主題歌になってるので映画も見に行きたいですね。
「邪馬台国=畿内説」「箸墓=卑弥呼の墓説」の虚妄を衝く! (宝島社新書 296)
タイトルからわかる通り、著者は「邪馬台国=北九州説」を採る方で、しかもその中でも重鎮にあたる方なのだそうです。
「奈良県桜井市にある箸墓古墳は卑弥呼の墓であって、邪馬台国は畿内に存在した」とする説をよくニュース等で耳にしますが、それは国立歴史民族博物館の研究グループの報告に拠るもので、本書の中で著者はその歴史民族博物館の説をメッタ切りにしています(笑)本当にボロカスです(笑)
著者曰く、歴史民族博物館の説は「よそおいは科学的、内容は支離滅裂」だそう。
歴史民族博物館の研究グループは、正確性に限界のある炭素14年代測定法の調査結果を自分達の都合の良い様に解釈しているといったことがつらつらと書かれています。
著者は本書で畿内説を批判しているというよりも、歴史民族博物館の研究手法を批判しているところがカッコ良いと思います。
近畿に住む者としては、やはり畿内説を唱える研究者の方々には是非頑張って頂きたいのですが、少なくとも歴史民族博物館の研究グループは信頼するに足らないことがわかってしまいます・・・
(笑)
そして歴史民族博物館の研究を除くと、学会では圧倒的に北九州説が有利とされているのだと・・・
もちろん批判だけではなく、巻末には簡単に著者の「邪馬台国=北九州説」「卑弥呼=天照大御神説」にも触れられているので最後まで面白く読めると思います。
北九州説を採る人はもちろん、畿内説を信じる人にもオススメできる良書です(ただし大きなショックを受けても知りませんが笑)。
邪馬台国は沖縄だった!―卑弥呼と海底遺跡の謎を解く
都合の良い憶測でなく、資料を読み解きながら、新しい視点で海底遺跡との関連から邪馬台国を考えた手法は新鮮で、夢とロマンを掻き立てられた。ワクワクしながら一気に読み終えてしまいました。