うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー [DVD]
1984年に公開され大ヒットした劇場版・第2作目のDVD化。
公開当時まんまの「縮小版パンフレット」が封入されているのが嬉しい!
載っていた広告までそのまんまです。
この作品はその後の劇場版『うる星』の流れを変えてしまった罪作りな作品であると同時に、
うる星の…いや、アニメの傑作であります。
予測不能の引き込まれるストリー、幻想的な画面、深みのある音楽、その全てが上手く結合して、
今や「世界の押井守」の唯一無二の世界感タップリの作品に仕上がってます。
20年経った今観ても、決して色あせない映画です。
たかがアニメと言わずに観てください。
されどアニメですよ!!
Suara/虹色の未来 上原れな/ただひとつの星、津田朱里/この世界に OVA『ToHeart2ダンジョントラベラーズ』OP&EDテーマ 〈初回限定盤〉
AQUAPLUSの歌姫3姉妹が揃い踏みの、豪華マキシシングル!
これだけで、購入価値は絶大です。
長女のSuaraさんのボーカルは、アクティブなOP曲を安定の力量で唄い切っていて、それでいて温かさも兼ね備えています。さすがに人妻は一味違う?
次女の上原れなさんは、いくつかの作詞経験を経ているおかげか、歌詞の表現力がどんどん増しているような印象を受けました。ちょっとだけハスキーっぽい、優しさを携えたボーカルです。
末っ子の津田朱里さんは、力量は先のお二人にまだまだ届かないと感じますが、変にテクニックに走らず、エフェクトもかかっていない素直な唄声が魅力です。
作詞・作曲は3曲ともleaf/AQUAPLUSのおなじみの面々で、安定・安心の楽曲になっており、CDはインストVer.を含む全6曲収録になっています。
特典のDVDには、OVA商品本体には収録されなかったノンクレジットOPとED。ただし、Vol.1のOP・EDのみでVol.2のEDである「この世界に」は収録されていません。
また、Amazonの商品説明にあるVol.2の告知映像の代わりに、2分程のVol.1のダイジェストが収録されています。
ジャケットイラストも良く、繰り返しますが、購入価値の高いCDだと思います。
マタンゴ [DVD]
職場で映画の話題になった時、50代の人達がこぞって「あれは恐かった」と評していたのがこの作品です。実際これは今見ても恐い。作りものの映像というだけでは済まされないような迫力があります。今回特典映像を見て分かったのですが、これは現場の熱気によるものであり、SFが今のようにエンターテイメント化する以前の「終末観」が底流にあるからなのでしょう。
映像的にも優れています。キノコを食べた時のトリップシーンはとても1963年の作品とは思えません(『2001年宇宙の旅』のスターゲイトのシーンはそれより5年後)。この映画は東宝の変身人間シリーズの最後となった映画です。『美女と液体人間』などが、ゴジラと同じく、現実の人間の恨み、悲しみを仮託して作品世界が作られているのに対して、『 マタンゴ 』はもはや人間存在の深淵にまで洞察が及んでいるようで、行き着く所まで行った1つの頂点であると思われます。この映画の公開の翌年は東京オリンピックが開催されるわけですが、高度経済成長の根幹を揺すぶる、こんな作品がすでに作られていたことに驚嘆します。色々な社会問題を告発した1970年前後の円谷作品の先駆けともなっているのです。
〈追伸〉天本英世がクレジットされているので、ずっと「どこに出ているのだろう?」と思っていたのですが、何とあの怪人役! 彼のキャリア中の代表に数えられても良い怪演です。
ロボットアニメ大鑑 上巻
以前からアニメ版レインボーマンの歌が欲しいなーと思って探しておりました。で、これが出ていました。
大昔観たような記憶があるんですが、もっと熱血な気がしたけど気のせいだったんでしょうね。
他にもグロイザーやビスマルク、ゴーバリアン、そしてゴッドマーズに太陽の使者鉄人28号やFXとカッチョイイ80〜90年代頭のスパロボソングが並んでおります。
まあとにかく他ではなかなか無いレインボーマンがおススメ。