ミュージカル「エア・ギア」
公演を生で見たときから絶対買おうと決めました。
音楽はテニミュと少し似ている所があるなと思います。(同じ方なのでしょうがないですが。)
テニミュと断然違うのはエアミュは歌がみんな上手いことですね。
また、RUN&GUNと松本寛也のオリジナルキャラもとてもいいと思います!
マベラジWでも聞けるので気になる方はそちらで一度聞いてみるのもいいかと・・。
曲目は被っているものが多いですが歌詞は全て違っているのでまた違う楽しみがあると思います。
ただ、曲数の割には少し高いので★4つにしました。出来だけなら断然★5です!
エア・ギア(37)<完> (講談社コミックス)
連載当初はよもや37巻まで続く長期連載になるとは思っていなかったがそれでも最初の頃はとても楽しく読み続けれていた作品。
けど途中から凝った設定てんこ盛り過ぎに加え話を複雑にしすぎる所は作者のもう一つの作品である「天上天下」にも通じる所がある。
どちらも最初はワクワクさせられるのだが終盤に向かうに連れてちょっとダレてしまう感があり最初の頃の素直に読んでいて「楽しい」が薄れてしまっている。
それでもどちらも最終巻まで集め続けたのは作者の画力に惚れているから。
ただエアギアに関しては20巻くらいまでの絵が好きであったがここ最近の絵は特に目の描写が個人的にはあまり好きではなく、主人公のイッキらも本来の中学生という設定からぶっとで高校生くらいに見えてしまう。
最後はそれなりにまとまって終わってはいるもののもっとシンプルな設定で絵で魅せる作品を今後は期待したい所。
エア・ギア(36) (講談社コミックス)
エア・ギアもついに次で最終巻。
35巻から始まった「イッキ&リンゴ」VS「空&リカ」の最終決戦。
ここまで王の道やレガリアなど多くの超人的な技やATが出てきましたが、今巻にあるイッキの技は少し違います。
ひたすら基礎を磨き続けていたからこそ無駄のない走りが出来るようになり、以前イッキVSリンゴの時にリンゴが指摘していた
無駄の排除を徹底したトリックは見開きでカッコよすぎました。こういう絵を大暮さんに書かせたら誰も文句言わないでしょうね(笑)
一方の空も驚愕の奥の手を残しており、イッキは敵が武内空と知った時以上の絶望に陥ります。
しかし、それでも泣きながら今までの全てをぶつけるイッキ。その涙には絶望だけではない色々な感情が渦巻いています。
「次の一秒に俺の命くれてやる」
そう絞り出して走り抜けるイッキと空の戦いの行方は!?
私はマガジンを読んで、最後までの流れは知っていますが単行本にするとマガジンとは違うドキドキ感がありますね。今更ながら絵も
どんどん綺麗になっていて表紙のイッキとリンゴを見ていると幸せになり、この2人はただ空を飛びたいだけなのにと感情移入をしてしまいます。
正直、矛盾や急な展開という意見には否定できませんが私としてはこの最終決戦にはそんなこと忘れさせてくれる迫力と楽しみがあります。
次巻(完結巻)は来月発売なので今から待ちきれないです。