Plans
シアトル、ベリンガム出身の泣きメロバンド、dcfcの5th album。
メジャー移籍してAtlanticからのリリースだけど、lpはやっぱbarsukから、47枚目のリリース。
もうドキドキのサウンド、胸キュンメロディーの雨嵐。
いつもどおりの優しいbenの声や感情的なギタ、ピアノ。それをしっかりと支えるベスとドラムによるリヅム隊。さすがです。
アルバム全体的にはちょっと落ち着いてしまったかなって印象を受けるし、前の作品を超えてはいないなぁと思うけど、相変わらず捨て曲はない。
いつかのcookie sceneでの(多分3rd albumの頃の)インタビューでも受けた印象なんだけど、やっぱりbenていうヒトが優しすぎる。
そのインタビューを読んでイノセンスをすごく感じた。自分はそんな感じの人がつくったような作品にめっぽう弱い。
best truckはm-4かな。お気にはm-2,8,9,10,11。
Narrow Stairs
今までよりも少しアッパーなポップの方向に変わったという前評判を聞いていたので多少不安を感じつつも購入。
結果は大満足!!確かにいままでより明るい雰囲気を感じなくも無いけど、芯の部分は全く変わってない。以前からのデスキャブファンにはほとんど抵抗無く受け入れられるんじゃないかな?
デスキャブらしさは今までのどのアルバムをも一貫して貫かれていたし、同時にどのアルバムも他とは違うキャラクターを持っていた。
今回のアルバムももうひとつのデスキャブの側面。ただそれだけだと思う。
極めてデスキャブらしい、素朴で、ポップで、でもじつは練りこまれてる、良心的な音楽。
DRIVE WELL, SLEEP CAREFULLY:オン・ザ・ロード with デス・キャブ・フォー・キューティー [DVD]
デスキャブの初の映像作品集。ライブ映像にインタビューを挟んだツアー同行記という至ってシンプルな内容。でもそのシンプルさが、デスキャブを知るには一番いいことを、この監督はわかっている。
CDよりもライブは激しさがあるんだけど、その激しさのベクトルが他のバンドとは違うんだよね。メンバーのインタビューを見ていると、バンドは今が一番いい状態なんだとわかります。
それにしてもライブ会場の観客がいい顔してるんだよなあ。この中に悪いやつは絶対いない!そんなことを思わせてくれます。
「PLANS」でメジャーに行ってしまったけど、この人達はなんの心配もないでしょう!!
Live at the Mount Baker Theatre [DVD] [Import]
安いプレイヤーでも本当に見れるかビクビクしながら購入しましたが、杞憂でした。
ライブ映像の前にショートフィルムが少しだけ挟んであります。
バンドゆかりの地の映像と、インタビュー。
クリスがあんな色のパーカーを着ている姿に少し笑ってしまいました。
ライブは問題なし、間違いなし。
ファンなら迷わずですし、バンドのアンサンブルとは何かを学ぶも良し。
Transatlanticism
すばらしい。ポスタル サービスでの活動がスキルアップとなったか?ヘッドホンでよく聴くと、時間軸をよく計算した緻密な音作りにきずく、にも拘らずまったく押し付けがましいイヤミがない。
エモにおいて、2002年のプロミスリングのWOOD/WATERに匹敵する傑作。