ハムスターの研究レポート (1) (ファンタジーコミックス)
漫画界に「観察漫画」なるジャンルを構築した漫画だそうです。
もともとは偕成社様から発刊されたものですが、白泉社様へ発刊元が移り、これは既に発売されたものをリメイクしたものです。
私は、この漫画を読んでハムスターを飼い始めました。
いや、ホントの話です。
中にはちょっと「ホントかなぁ?」と疑うようなエピソードもありますが、漫画としてみるならばそんなことは別に問題ではありません。
個人的にはハムスターよりも登場する作者や母、おばあちゃんなどがいい味出してると思っていますが。
ハムスターの研究レポート 8 (ジェッツコミックス)
このシリーズを初めて手に取ったのは、二十年近く前かも。
作者の手の皺の話にリアリティーを感じました。他人事じゃないようで。
何年かに一度しか出ないので毎回、あれ?新しいのが出てる?でも持ってる本かな?と
店員さんに中身を確認させてもらっては買う繰り返しで、8巻です。感慨深いです。
四コマのテンポといい、淡白なエッセー風の話の流れといい、読後感がとても良いです。
過剰なものは全く無いかも!ハムスターはしゃべらない!目が粒のまま!表情無し!
まるで漫画を読まずに育った人が漫画を描いたような作風で
クセやあざとさ、商売っ気などの毒が無くって、ノイズが少なくて読みやすいのです。
病院の待合室に置かれているのを度々見かけますが、途中で呼び出され中断しても平気!
私はこの本で満足して、ハムスターを飼う事はありませんでしたが
習性や、ハムスターのしがちな行動は、これから飼う人にもとても参考になると思います。
面白可愛い行動の観察のツボが、列記されています。
ハムスターを飼いたがってる知人に「読む?」と差し出そうと思います。
ハムスターの研究レポート (2) (ファンタジーコミックス)
1作目に続く2作目は、新たなキャラも登場でいっそう面白くなっています。オチが分かっていながらつい読んでしまうのがこの本の魅力。ギャグあり、事件アリ!!。ハムスターのチビ、チビ太郎、てんてん、チビすけたちが大活躍している『ハムスターの研究レポート』を是非読んでください。
ハムスターの研究レポート (第3巻) (白泉社文庫)
可愛いくて無邪気なハムスター達に、心和みます。
3巻で登場する新キャラクター(?)の、食いしん坊でいたずらっこな「おちびくん」がお気に入りです。
ハムスターの行動や性格がよく観察されていて、その愛らしさにハムスターが飼いたくなるほど。
内容もですが、絵ももちろん可愛くて心和みます。動物好きには是非オススメです。
1・2巻に続いて「チビっち」や「まめ太郎」も登場します。