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橘高文彦 直伝 ハード・ロック・ギターの極致 [DVD]
橘高さんのファンなら買うべきです。
フレンドリーに語りかけてくれます。
1曲ができるまで、を追うスタイルのDVDで、
完成曲は橘高文彦&フレンズ(彼のソロアルバム)に入っています。
見た目もネオ・クラシカルの王者のようになってきている頃で、
ハーモニックマイナーとディミニッシュには体型を変える力がある、
という説が流れるきっかけになったとかならないとか。
普通の人が見ても、ヒントが隠されているだけであまりお得感が無いでしょう。
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Euphoria
何気なく寄ったCDショップで偶然発見。
「ソロプロジェクトかー」と何気なく聴いてみました。
凄い!ギターの重なりもさることながら、超絶テクニックが満載で。
一番好きな曲は2曲目の「絶望という名の・・・」
様式美のいっぱいちりばめられた、橘高ワールド炸裂のいいアルバムです。
メタル好きなひとにもぜひ聞いてもらいたいと思います。
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最後の聖戦
「アンダーグラウンド・サーチライ」を経て「特撮」へ至る大槻ケンヂの歩みの
第一歩ともいうべき記念すべきアルバムです。
全体的に悲壮感が漂っていてギリギリの緊張感があるので、好き嫌いが別れる
かもしれませんが、傑作です。
僕はこのアルバムのために筋肉少女帯があると思ってます。
発売当初、「ついに出た!」と思って何度も聴きました。
全ての曲が印象的で今でも頭で鳴らすことができます。
中でも、カーネーション・リインカーネーションからトキハナツの流れがカッコよくて
何度もこの流れをリピートしました。
女の子に振られたときなんか「オゥケェーイ!」と叫びたくなりますよ(笑)
とにかく、このアルバムを「OK」としたところから、僕にとっての大槻ケンヂ氏の関心が
始まりました。今でも好きなアルバムです。
興味のある方、是非一度最後まで聴いてみて下さい。
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テレビアニメーション「N・H・Kにようこそ!」サウンドコレクション サニーサイドにようこそ!
3曲目の「パズル」が良い。
80年代のポップスみたいだ。
フル・バージョンなのも嬉しい。
22曲目の「踊る赤ちゃん人間」の大槻ケンヂも良いが、 最終回の 夜の断崖絶壁に突進する時の「踊る赤ちゃん人間」のインスト曲も あったらよかったのにね。
EDは無し。
ピアノ・インストールメンタル・バージョンのみです。
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筋肉少女帯自伝
この本は359ページにも及ぶ分厚い本で、現在の筋少のメンバー4人、1人約80ページに及ぶ回想録からなった、まさに筋少の、いや彼らのバンド人生を年度別に語ったものです。特にオーケン以外のメンバー、橘高、内田、本城さんの本音は殆ど表に出た事が無かった、ましてこれだけ長い記事なんて今後出ないと思われるので、そういう観点からも貴重です。また、オーケンに関しても単行本は多く出版され、その人となりは理解されている方も多いと思いますが、意外にも筋少についてはどの単行本でも殆ど語っていません。(まあ大分嫌だった様ですから・・)故にオーケンの筋少に関する“本音”はこの本にしか載っていません。そういう点からもこの本は貴重です。個人的におすすめなのは橘高さんの話です。“血”の話はあまりにもディープです。彼のギターが何故“泣き”のギター(私はそれが好きで筋少を聞いている)なのか納得させられました。それと、ふと思ったのが、オーケンと橘高さんは主観的に、内田さんはすごく客観的に、本城さんはその中間で筋少を語っています。文章まで自分の楽器と全く同じアプローチになるんだという所は、面白いなと思いました。あと三柴さんと太田さんの話も少しでいいから載せて欲しかったですね。残念・・。こういうマニア本はあまり印刷されないでしょうから、迷ってる方、ファンの方は廃刊になる前にお早めに・・