らぶしぇるたぁ 2 (マンサンコミックス)
ヒロイン“悠里”と、幼なじみでセフレの“秋夜”、そして6年ぶりに再会した彼の憧れのお姉さん“美沙”の3人が織り成す、浪花の純情えっちラブコメですが、この2巻で本格的に物語が動き始めています。巻末の“引き”も見事なくらい決まっていて、次巻がとても気になります。
1〜2巻の表紙や内容からしてヒロインが悠里であるのは明らかなので、よっぽどの変化球的展開にしない限りは、結末は落ち着くべき所へ落ち着くのでしょうが──サブヒロインの美沙が、なかなか曲者です。
主人公ふたりの担任教師でありながら、プライベートでは(大人の関係を既に持っている)婚約者がいるのにも拘らずマリッジブルーから婚約解消を望み、秋夜とは流されるままに危うい状況に陥ってしまっている彼女。一途なヒロインに対して憎まれ役の悪女にならないよう、続巻で彼女をどのように描くかが非常に興味深いです。
本作は大阪を舞台にしている事もあって、大半のキャラが大阪弁を話しています。しかし一般読者を考慮してでしょうか、あまりコテコテの大阪弁にはなっていません。またこれは、文字表記であって音が無いのも大きな要因だとは思います。やはり方言は独特のイントネーションがあってこそなのですから。それでもやはり、大阪弁の女の子はえっちシーンでも可愛いです。
願わくば、メインキャラみんなが笑顔でラストを迎えられますように。しかしこの2巻の後半で登場したヒロインを揺るがす役割の男の子は、やはり当て馬で終わってしまうのでしょうか?
絵師100人展 TRADING CARD + GAME (トレーディングカードプラスゲーム) BOX
地方に住んでいる為、絵師100人展がある事自体知りませんでした。ヤフーのインターネットの見出しヘッドラインをみて初めて知りました。このような素晴らしい絵がカードで発売されているのを知り、すぐ予約をかけました。 目当ては、西又、こーちゃ、きみづか、池上絵師方のカードでしたが、1BOX目はきみづか絵師のしか目当てのものはあたらず、直ぐに2BOX目を予約しました。 それでやっと西又、こーちゃ両絵師のカードがそろいましたが、2BOX買って全種類揃わないのは大いに不満です。もしかしたら、それだけ買っても目当てのカードが出ないのではと、考えてしまいます。全ての絵を知るには図録の購入をオススメします。
イラストはよく見るが名前を知らない絵師でも素晴らしい絵師がたくさんいて気に入っています。テーマを日本のありふれた風景美や日常と美少女をマッチさせたのはベストチョイスだとおもいました。前からこういう絵が見たかったので。 最後に、地方でもこの絵師百人展を開催してほしかったです。
SCHOOLMATE 4 (ヤングチャンピオン烈コミックス)
3巻と同じような流れで物語が進み、突然中学一年生編が完結します。
本編とは話が少しそれますが過去のエピソードなんかも入っていて、これはこれで面白い。
それにしても初期の頃と比較すると、嬉しいことにお色気サービスシーンが随分と増えましたね。
ヤングチャンピオン烈からヤングチャンピオンへ移籍し、月一連載になったから毎月読める!と思ったら、即中学一年生編(完)休載という感じで妙な気分になりましたが、ひと月後には中学二年生編の「SCOOLMATE Kiss」として連載が再開。
作者名も成人向けの「あづまゆき」から、一般向けの「あずまゆき」名義となり、なんだか紛らわしいと思いつつも、このまま終わったらモヤモヤしたまんまなので、続いてくれて嬉しいです。
「SCOOLMATE Kiss」月一連載なので単行本の発売サイクルも早くなるんでしょう。次を楽しみに発売を待たせていただきます。
柊小学校恋愛くらぶ(5) (アクションコミックス)
今回の見所の一つは雛子以外のキャラの恋愛事情でしょうか。
蛍の微妙に謎めいた素性が若干ですが明かされます。
また、澪と菊地君の小学生らしい関係が見ていて微笑ましいです。
雛子とゆなの危険な遊びの行く末も気になります。
次巻が楽しみです。