J.シュトラウス:作品集
CD2枚組の1枚目は、ウィンナワルツのオムニバス。過去のウィーンフィルのニューイヤーコンサートなどからJ.シュトラウス2世の名曲を抜粋したもので、肩の凝らないBGMとして最適。ライブ感あふれる《狩り》とか《雷鳴と電光》が楽しい。
2枚目は、「こうもり」の名盤との呼び声の高い1975年のクライバー指揮バイエルン放送交響楽団による録音のハイライト版。クライバーは、プライ、ポップ、コロなどのスター歌手を生き生きとまとめ上げ、抜粋といえど作品の魅力がコンパクトに凝縮されている。「こうもり」の「さわり」を聞くためだけであれば、これで十分。
ゼロの使い魔 1巻 (MFコミックス アライブシリーズ)
絵が下手とか書いてはいるが、原作の挿絵もそう上手いほうでは無いと思うので、
まぁいいのではないか。(原作の挿絵も、絵によってかなりキャラのイメージ
が変わるしね。)
ラノベから漫画にメディアが変わってどうなのか?っていうと、
男側主人公のサイト君がヒロイン達と対峙するときの、ノリノリノボル節が足りないと
思うのです。原作のこの部分は、作者ノリノリで、文章を読んでいるにもかかわらず、
まるでラップを聴いているような感覚になります。この悪ノリにも似た突っ走り気味の
表現が面白いと思って購入を続けているので、漫画の方はそれが無い分辛いかな。
原作知らない・ラノベでも文章読むのは苦手なら買ってもいいかな。
原作読んでいる方なら、コレクションアイテムにしかならないでしょう。
ゼロの使い魔 シュヴァリエ 1 (MFコミックス アライブシリーズ)
「魔法戦記リリカルなのはForce」の緋賀ゆかりが描いたというので買ってみました。原作は15巻まで(最新巻まで購入済み)、TVシリーズは全て視聴済みの意見です。
ゼロ使のコミカライズというとあまりにも…な感想が多く、尻込みしていたのが、"新生"コミカライズこと"シュヴァリエ"は大成功ではなかろうか?
とにかくルイズが可愛いの一言。ここまで可愛いルイズを見た事がない。TVアニメとはまた違ったテイストで描かれているのだが、TVシリーズのシーンを思い出させる演出もあり、TVシリーズのファンにも受け入れられやすいのでは。
原作6巻のルイズの実家でのエピソード(ボートでのラブシーンを完全再現)と5巻の妖精亭の話が収録されており、あくまで原作をリスペクトしつつもTVアニメの良い所、コミックとしての面白さを良いバランスで保っており、素晴らしいコミカライズに仕上がっている。このクオリティで最高に盛り上がるあのエピソード(そしてTVシリーズでは流してしまった…)が描かれるとしたら…期待せずにはいられません。実力はなのはForceで実証済みですし。
帯には「リリカルなのは」の原作脚本の「都築真紀」氏のコメントと緋賀氏のなのはが。黄金タッグの交友あっての企画でしょうね。都築氏の「「ルイズが可愛いのは世界の道理」」は名言です。ヤマグチノボル氏のコメントと兎塚エイジ氏の描き下ろしイラストもあり!娘タイプとアライブでの企画も期待大ですね。
2巻が今から楽しみです。