ばらばら(CD付)
「くだらないの中に」から
じわじわと星野源氏に惹かれはじめ、
ちょっとした中毒になっています。
源さんがまだ今程は売れていなかった頃に
アパートの自分の部屋で録音した歌なども
収録されていて、
なんというか、
二十歳前後の?青い源さんの
宝石の原石のような何かが感じられる
CD付きの本です。
いわゆる、「ネクラ」という部類の人間が
彼に惹かれて行くのかなと、最近思うようになりました。
「ネクラ」だけど、源さんのセンスは秀逸。
そんな源さんワールドに
じわじわと引きずり込まれ
いつしか、毎日、彼の音楽を聴かずにはいられない
状態になっています。
表現せずにはいられない
そんな源さんの
表現の原点をかいまみれるような
一冊&一枚だと思います。
「穴を掘る」は
私も、不協和音のこっちの方が好きだなあ。
シャンパーニュの二十四節気
季節に合うシャンパーニュをテーマに、旅行・食事・恋愛話しなどを織り込みつつ、
実に穏やかな、シャンパーニュの泡の様に沸き立つ
優しさに溢れた表現で、まるで友人と語らっているかの様な
気分にさせてくれる文章で綴ってある。
なにより、読後感が爽やかでたまらない。
特に男性の方には、女性をエスコートする前に一読をオススメしたい。
専門書の様な堅苦しさは無く、短編構成になって居るので気軽に読めるし知識もつく。
シャンパーニュに興味が有り、季節を「素敵」に愉しみたい方に是非の一冊!
続編も期待したい。