LIMIT OF LOVE 海猿 スタンダード・エディション [DVD]
海上保安官の潜水士という命懸けの職業の活躍を描く、第2作目。
第1作目では、海上保安官の潜水士になるまでの訓練と爽やかな恋を描き、
その中で、共に訓練を行ってきた仲間の死や、訓練中のトラブルでの絶体絶命など、
海難事故とその救助のリアルさを感じる事が出来た。
本2作目も、海上での船上事故という救助の現場を描き、第1作目よりも迫力あるシーンや、
緊迫したシーンが多数あり、海難事故の壮絶さを感じさせ、
また乗客と仲間の救出を絶対に諦めない仙崎(伊藤英明)や海上保安官の姿、
そして環菜(加藤あい)の仙崎を想う姿には感動せずにはいられない。
しかし、どうしてもリアルさに欠けるシーンが散見され、逆に感動を薄くしてしまう。
救助隊の仙崎と吉岡哲也(佐藤隆太)が乗客で妊婦の本間恵(大塚寧々)と海老原真一(吹越満)を潜水誘導して脱出するシーン、
長時間どうやって素人が潜水出来たのか描いていない。
また船内での環菜への告白。
確かに一世一代のとても大事な場面。
しかし、船が沈没する直前で一分一秒も無駄に出来ない状況で、長々と話しているシーンは
どうしても緊迫感とリアルさを薄めてしまう。
また指令部による船内の救助判断。
確かに最後まで諦めない、救いたいという熱意にはとても心を打たれる。
ただ二次災害を考えると、救助を判断した事が正しいのかどうか、
どうしてもリアルの現場と乖離している様に思えてならない。
確かに映画だから仕方ないと言われればそうかも知れない。
しかし救命救助という命を張った職業の壮絶さを描くのであれば、
リアルな部分はとことんリアルに描く事を追求して欲しかった。
第1作目では、緊迫したシーンや海上保安官の苦悩する姿に疑念が無く、
それがよりリアルさと感動を与えてくれた。
しかし本2作目は、せっかく大掛かりな海難事故という現場を描きながら、
緊迫感とリアルさを薄めてしまう場面が多く、大きな感動に至らない点が非常に残念で仕方ない。
LOVE ~Singles Best 2005-2010~(初回生産限定盤A)
ヒットシングル「ENDLESS STORY」「precious」を聴きたいなら1枚目のアルバムで事足りるのですが、
ぜひこのベストを買っていただきたい。
なぜならヒットしてない曲にも名曲がたくさんあることを1人でも多くの人に知ってもらいたいからなのですぞ!
バラードのイメージが強い彼女ですが、アップテンポの曲も名曲が多いのですぞ。
きらびやかな、女性への応援歌「Urban marmaid」、「アンフェア」での悪に力強く立ち向かう篠原さんが思い出される「I'm Here」、
クールに囁く伊藤さんがカッチョエエ「losin'」、そして!世紀の名(迷?)曲「恋はgroovyx2」…
バラードは言うまでもなく名曲ぞろいですぞ!!
ラストに「ENDLESS STORY」を持ってきたのもグッド!!!
まだまだこれからも伊藤さんのシンデレラ・ストーリーは続いていく。。。そんな予感がしますぞ。
で、「GATE」はいつCDででるんすか^^;