同性愛と異性愛 (岩波新書)
本書は1980年代以降の日本における同性愛をめぐる状況を取り上げ、その問題点を社会論的に取り上げている。
1〜4章では80年代のエイズ問題や、同性愛者をめぐる裁判、同性愛者を対象とした暴力事件と殺人事件から、同性愛を、行政や報道を含む社会がどのように認識し、どのような論理の元で取り扱ったのかが述べられている。
また、5章では性的指向(嗜好や志向ではない)やジェンダー、セックス、性自認とは何かが説明され、多様な性認識区分が紹介される。
6章では21世紀の日本における、同性愛者を取り巻く状況や社会側の認識の変化、そして、様々な運動が紹介されている。
キリスト教圏である欧米に比べ、日本は同性愛に寛容であるとされることが多い。しかし、近代以降に流れ込んだ西欧の価値観の影響で、現在では異性愛主義が普通とされ、同性愛に対する偏見は根強い。
筆者は近世以前の日本の衆道、男色の文化は現在の同性愛とは似て非なるものであるとする。
筆者は近世以前の日本における男色について、明確に分析しきれていないように思う。しかし、それは歴史学側の問題で、筆者の責ではないと思う。歴史学における研究の進展が望まれる。
近代においても、薩摩では衆道が根強かったと聞くし、『高松宮日記』にも、高松宮自身に同性愛指向があったことが記されている。同性愛と男色は似て非なるものであるとしても、男色は文化で、文化は簡単に消えるものではないはずで、日本は欧米に比べ、同性愛に対し、寛容でありうるとは思う。
BLブームやニコニコ動画におけるゲイのビリー兄貴の人気、東方プロジェクトの二次創作における百合物(レズ)の人気は、偏見につながる可能性も捨て切れないが、同性愛が社会に普通に受け入れられる素地にもなりうるのではなかろうか。
私は異性愛者ではあるが、あらゆる差別は二面性を持つと考えている。恋愛が個人ごとに、多様性をもち、自由であるならば、同性愛者への差別は、翻って異性愛者の自由な恋愛へも差別につながり得る。
異性愛者にも読んでほしい一冊である。
風間 愛 ダイエット版
基本はテキストアドベンチャー+パラメーター操作型の調教ゲームです。
同社のゲーム「夜勤病棟・弐」の登場人物「風間 愛」を中心に、「夜勤病棟・弐」の時代より前、看護学校時代を題材にした外伝的ストーリーが展開されます。 「夜勤病棟・弐」を知らなくても問題なくプレイできますし、このゲームが気に入ったのなら後から遊んでも問題ないでしょう。
攻略ターゲットは3人ですが、メインヒロインの愛以外はオマケとみた方が無難です。マルチストーリー&マルチエンディングなので、一度のプレイではすべてのCGを拝むことは出来ません。CGは差分も含めて結構な数があり、一画面に収まらない為スクロールが必要な大判CGなども含め、値段対価としてのボリュームは満足のいくものです。
システム面がかなり使いやすく、サウンドやテキストなどの一般的な設定含め、ストーリー分岐のヒントや調教の成功条件の表示のON/OFFまで設定できます。
肝心のHシーンは相変わらずマニアック。カテーテルや浣腸器、クスコや内視鏡などの器具はあたりまえのように登場し、聞いたこと無い器具も登場。「よく考え付いたなぁ」と思える変態シチュエーションが満載です。夜勤といえば排泄シーンですが、例に漏れず大小の排泄シーンが多め・・・・安心して?遊べますね(笑)
ゲーム性に期待していたのでストーリー面は期待していなかったのですが、これが意外にも良く、放っておけば確実に死ぬが治療法がわからない病の主人公、サブヒロインの謎の行動の意味など、ちょっとサスペンスの入ったお昼のドラマのようで面白いです。
最後に、このゲーム「風間 愛」には通常版とダイエット版があります。通常版には小冊子が付属しますが、ダイエット版には付属しません。箱も通常版がよくある厚紙製、ダイエット版はDVDパッケージを厚くしたようなプラケースです。ゲーム内容には違いが無いので、どちらを購入するかはお好みでどうぞ。
デジモンアドベンチャー キャラクターソング+ミニドラマ2
本編とはまったく関係ないけどミニドラマって結構聞いてみて面白いですよ。ナンカ本編では見えなかったキャラの一面とかが見られるような気がしていいんですよ。CDの場合DVDと違って映像がないのが残念だけどそれでも違う発見があるから聞いてみてください。^д^
デジモンアドベンチャー・キャラクターソング+ミニドラマ3
とっても面白かったです。ヤマトの壊れ具合がナイス!
キャラソングもとても良いです。
特にタケル役の小西寛子さんの歌声がとても素敵で、聞いていて綺麗な気持ちになれますよ。
とても初代おじゃる丸だとは思えない。(笑)
凄くお勧めです。
デジモンアドベンチャー ベストヒットパレード
アニメを見ていた人なら知っているButter-Fiyを含めて、全部で16曲入っている。聞いていると、デジモンのことが頭に浮かんできたりもします。いい曲が入っていると思うので、聞いてみてください。