不純 (Feelコミックス)
主人公の桜が非常にいいキャラです。友達になりたい。美人なのに男運が悪くて中身はおっさん…ありがちな設定ですがこの作家さんが書くとなぜかお洒落に。シリアスと笑いの切り替えも絶妙です。となりに住んでる桜の教え子、士郎くん(中学生)も素敵です。クールかつシャイ(なのか…)。自分ちの隣に居たら超可愛がるのに。士郎くんの一途な想いが届くように見守りたいです。 また、この作者さん!一部では違うペンネームでマンガを書かれていると言われてます。昔の作品は胸が抉られるような作品ばかりでしたが、未だ保存してある。かなり好きだった…。つい手書き文字を比べたりしました。 真偽はわかりませんが、別人でもこの作品はおもしろかった。
悪魔のオロロン (1) (ウィングス・コミックス)
大魔王オロロンと、千秋。 オロロンがものすごくカッコイイのと、 作者のセンスの良さがにじみ出ている作品です。 読むとかなりの確立ではまります。 この話が完結されてからも、続編も出ているので、きっと満足できるはずです。 テーマは「自分が生きるために殺しても良いのか」 ぐりっときます。
是非読んでみてください。
ばく (Wings comics)
自分の異能に気づきながらも「人間」の武士くんは、自分のせいで気の狂った母親の刃を受ける。
母親のドアをたたく音を聞きながら、ねこまたくんと雪女の冬子の訪問を受けた武士くん。
失った意識の向こうから、懐かしい声を聞く。
獏であった記憶をたどりながら、誓った約束を思い出す。
猥雑な日常のなかに、ふと降りる誰一人動くことない静寂に
いつのまにかのまれてしまって、読み進めていくほどに、
妖艶なアノ目がやさしくてやさしくて たまらなくなってしまいました。