未だに現役バリバリのウィルコの姿が拝めます。インタビュー主体で、ウィルコとリーブリローの思い出話が中心です。個人的にはウィルコ在籍時代も好きですが、ジッピーメイヨなどが弾いていた時代の曲も秀作揃いのため、こちらも再評価されてしかるべきと思うのですが、やはりウィルコのインパクトなのでしょう。とはいえ、フィールグッド関連のドキュメントものが撮影されて、日本で入手して見れるいい時代になったものです。
ゴーイング・バック・ホーム [VHS]
Dr Feelgood全盛期のステージを収録したものだけども、やっとDVD(ボーナストラック1曲付!)しかも「STUPIDITY」CDの拡大版全22曲が付属し発売された!
ちなみにDVDに追加されたトラックは「Back In The Night」。「STUPIDY」に追加されたのはカバー曲。
しかしこいつらおもしろすぎ。ほんまに生身の人間か?ネジ一本外れてまっせ。テンションもスキルも。
ウィルコの鳥肌物にかっこいいシャープなギターカッティングとリーの周りをうろちょろする変な動きのギャップは最高です。何れにしてもロックンロールファンは一度は見ておかなくちゃ。
オール・スルー・ザ・シティ(ウィズ・ウィルコ 1974-1977)
最近、友人に勧められて聴いたのが始めてだったのですが、Dr.Feel.Good最高です。
そんな時期にこんな豪華なCD.DVDセットが発売されるとはテンションがあがってすぐさま購入しました。
CDももちろんですが.DVDの内容も破壊力バツグンです!
All Through the City (With Wilko 1974-1977)
結構、装丁が凝った、良い品物です。
ちょっとした本っぽい構成で、
中にはWilkoやDr.Feelgoodをネタにしたコミック(漫画)があります。
表裏の表紙のウラに2枚ずつCDとDVD。
Wilko愛、Dr.Feelgood愛、を感じるセットに仕上がってます。
リマスタはすっきりとしたマスタリングで聴きやすい。
あんまりコンプがかかってない感じですね。
まぁ、リマスタされてもオリジナルがモノラルの音源はそのままモノラルなので、
イナタイ感はそのままですが。
※モノラルテイクのステレオ・リマスタとかあったら、随分と違った感触もあったでしょうねぇ…。
Dr.Feelgoodは、Wlko以外も結構良いギタリストが多かったけど、
”やっぱ、Dr.FeelgoodっていやぁWilkoでしょ!”って人には永久保存盤かも。
あの人のギター、簡単そうで、真似できないんですよねぇ・・・。
真似して親指の爪を割って挫折したコトを思い出しました。 ^^;
Dr.Feelgoodの映像はちゃんとした形であまり出てないので、
カクカクしたWilkoのアクションが堪能できるこの4枚組は家宝ですな。 ^^
ドクター・フィールグッド -オイル・シティ・コンフィデンシャル- プレミアム・エディション [DVD]
低予算、且つアーカイヴ映像の少ないバンドというハンデを、
テンプル監督の機知でまとめ上げた労作。このバンドに少しでも興味のある人なら、
必ず得るものがある作品だと思います。
但し、本編に関してはもう少し同時代に関わった人達の証言も欲しかった気もします、
例えば同じパブ・ロック・シーンにいたニック・ロウとか、
初期には明らかに影響を受けてたポール・ウェラー等。
それと、貴重なリー・ブリローのインタビューの質問者がイマイチ話を拡げられず、
リーがせっかく面白そうな切り口を出しても全然拾えていないのが惜しい。
また、日本版追加のウィルコのインタビューでミック・グリーンの話題が出た時、
日本側の質問者が「イギリスの人?」等と間抜けな事を訊き返しているのが気になった。
パイレーツが何者か、分かっていないらしい。