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エリザベス : ゴールデン・エイジ

シェカール・カプール
おすすめ度:★★★★★
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エリザベスもただの女
おすすめ度 ★★★☆☆

ひとりの女として、侍女に嫉妬するエリザベス。
銀色の甲冑をまとい、馬上から号令叫ぶエリザベス。
次々とレンブラントの絵画を映像で浮き上がらせる。
映像美を求めた映画。



前作の決意から女王として生きる
おすすめ度 ★★★★★

映像とかすべて前作を上回っていました。
取り巻きの陰謀やメアリとの確執などとともに、今作はエリザベスの女としての生き方がメインで描かれてました。
恋をしてもキス止まりで、召使いに男を奪われ嫉妬に狂うところなど見物でした。
女王として最後まで立派に生きたのだと思うと続きを観てみたい。
次回作あれば絶対観るだろう。



栄光の陰に隠された「女王の悲哀」が色濃く浮き出された作品。
おすすめ度 ★★★☆☆

なんか前作があり、十年ぶりくらいの続編らしいですが、前作は見視聴です。

英国の「処女王(ヴァージン・クィーン)」エリザベス一世の生涯を描いた作品です。
冒頭「当時の世界最強国家はスペインだった」のセリフにまず驚く。
「スペインが世界最強だった時代があったのか!」って。世界史に詳しくない予備知識なしで視聴するにはやや辛いかもね。

「女」としての幸せよりも「女王」として国家の行く末を第一に考えなければならない彼女は凛々しい反面、恋に落ちることも許されずどこか「悲哀」が漂う・・・・・。
重臣たちの策略でする「お見合い」もお坊ちゃん王子と百戦練磨の女王とではまるで「ままごと遊び」のようにしか映らず場は白けた空気に支配される。
当然に女王は不機嫌に。そんな中で女王が出会うのが、野性的な航海士ローリー。女王の胸は高鳴る。

当時、新大陸アメリカが発見されスペインは貿易で大きな利益を得ていた。
英国は民間がそれを海賊同然の略奪行為でスペインから奪うことが繰り返されているというのに、黙認して何ら取締をすることがなかった。
当然にスペインは怒る。

ローリーに想いを寄せる女王だが、女王としての立場から恋は自由にはならない。
ローリーもそんなエリザベスよりも彼女の侍女のベスと成り行きで関係を持ち、そのまま彼女は妊娠。
ローリーにもベスにも裏切られたと思い込む女王はまたも癇癪を爆発させる。

そして、そんな中開始されるスペイン無敵艦隊との海戦。英国は圧倒的な不利をエリザベスの演説での「鼓舞」が効いたのか、水際で勝利を収め、一方敗れたスペインは弱体化の原因ともなっていく。

これ以降、「英国の黄金の繁栄時代」がスタートするわけです。
エリザベス、彼女は実の父親に実の母親を処刑されるなど不遇な少女時代を送り、女王として即位してからも「めかけ腹の女」「処女王」などの中傷を受けてきた。
そんな中で、生涯独身を貫き通した彼女はある意味「英国と結婚した」と言っても過言ではなかった。

王冠の下に「普通の女性としての幸せ」を得られなかった彼女の悲哀が色濃く滲み出る作風は「女性の社会進出」が進んだ現代ならば「時代の寵児」もありなんと、それが叶わぬ「彼女の他者の理解を得られぬ孤独」を浮き彫りにした。



やっぱりはまり役!
おすすめ度 ★★★★★

時代考証の微妙な誤りはさておき、男でもないカソリック教徒でもないエリザベスが、一国のリーダーとして君臨する強さと、限られた人にしか見せないその弱さを演じきったケイト・ブランシェットがものすごく輝いている作品だ。前作の時にも思ったが、まさに「はまり役」。

老いが落とす権力への影は、子を持たないバージン・クイーンにとっては切実な問題である。現代女性にも通じる悩みがかの時代にあったということ、それが作品の中でかくも自然に感じられるのは、もちろん脚本の力もあるが、それだけエリザベスのなりきれる環境がそろっていたからである。脇役の「若さの輝き」に負けるでもなく、勝ちすぎることもない等身大のエリザベスがそこにいる。ケイト・ブランシェットの「エリザベス」ファンが満足すること請け合いの作品だ。

個人的な難点は、メアリー・スチュアート。イギリスのテレビを中心に活躍するサマンサ・モートンの起用には疑問が残る。「美貌のメアリー」の役は重すぎたのではなかろうか。出番が少ないとはいえ、重要な役だったので、もう少し味のある役者を使って欲しかったと思う。



女優の迫真の演技には感服するしかない
おすすめ度 ★★★★★

前作に衝撃を受けてDVDを買いました。あれから10年、ケイトの気迫のこもった演技をまた見られるとは思いませんでした。メアリーとの確執やスペイン艦隊との激突は、あっさりしていて物足りないという人もいますが、それだけで映画が1本作れてしまうほど奥深い事件です。本作はエリザベスの人生をたどった通史ですから、あの程度で充分です。あれ以上深く掘り下げたら、全体とのバランスを失することになったでしょう。

エリザベスの人生は、危ない橋を綱渡りで渡る連続でした。カトリックが価値観のすべてだった時代に、父王ヘンリー8世が独立して英国国教会を創設したのが、そもそも人間離れした偉業でした。しかしカトリックに戻そうとする勢力は強く、いつひっくり返されてもおかしくなかったのです。メアリーとの立場が逆転する可能性も充分あったし、エリザベスも腹をくくって覚悟していたのでしょう。結局エリザベスは父王の素質を受け継いでいたのだと思います。その女版ゴッドファーザーの姿を、ケイトは見事に演じきっていて感服しました。

ただしこの映画は、反宗教改革のリーダーを自認するスペインのフェリペ2世が、カトリックに逆らって自立しようとするエリザベスをつぶそうとする話でもあります。フェリペの野望は打ち砕かれるのですが、彼はこの17年ほど前、トルコ艦隊を壊滅させることに成功しています。(レパントの海戦)まず東方でキリスト教圏を脅かすトルコを叩き、次いでカトリックに逆らうエリザベスを討伐して、カトリック復権を目論む一連の流れの中で起こった出来事です。だからスペインとイギリスの争いだけを抜き出すと、歴史の大きな流れを見逃すことになります。正義のエリザベスVS悪党のフェリペ2世、みたいなナレーションが流れていましたが、その点だけは違うと思いました。しかし映画自体が素晴らしい成功作であることに疑問の余地はありません。


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