アギレラ大好き！！
おすすめ度 ★★★★★
このビデオはアギレラのデビュー直後のもので今の超ワイルドな感じとは全然違います。いかにもアイドルって感じですが、めちゃくちゃかわいいです！！映像もすごくキレイです。インタビューやバックスステージの様子もかなり長く入っているのですが、あの大ヒット曲「GENIE IN A BOTTL」「 WHAT A GIRL WANTS」のビデオクリップも入っているのでお徳！十分満足出来ます！！ブリトニー派の人にも是非お勧め。とにかく、すっごくカワイイんですよ。
概要
ティーン・ポップのプリンセスであり、グラミー賞受賞者（ベスト・ニュー・アーティスト部門）であるクリスティーナ・アギレラ。彼女を讃えるこのビデオは、ティーンやそれより若いオーディエンスを獲得しようとするアーティストにとって、今や大流行のハイブリッド・ドキュメンタリー風教科書だ。映像と織りまぜられるバックステージの雰囲気、ショーの合間の会話、インタビュー映像、そしてファンへの感謝の印であるミュージック・ビデオ・クリップも忘れない。『ジニー・ゲッツ・ハー・ウィッシュ』は、バックストリート・ボーイズ、’N Sync、ブリトニー・スピアーズといったアギレラの友人たちのビデオと同じように、無邪気で批判の無いポートレートになっている。
ブリトニー・スピアーズ（友人、そして元New Mouseketeer仲間）のように、古風なショウビズ倫理と、十代の男の子を陶酔させ、若い女の子の憧れとなり、そして親にとっては少々心配の種となる現代的ペルソナが、アギレラには混在している。代表曲「ジニー・イン・ア・ボトル」の暗黙の了解の歌詞（“ちゃんと私を喜ばせて”）に合わせて身をくねらせて踊り、21世紀にイノセンスの意味すら考えもしない思春期前のこの女の子たちの映像をまともに見られる父親はいないだろう。同じく母親も、青いアイライナーを引き、派手すぎる髪型の娘たちにカウンセリングをしてくれる電話相談室を探したくなるに違いない。
しかし、流行に辟易した新しモノ好きもジェネレーションXの皮肉屋も、アギレラのヴォーカルの才能については無視できないだろう。ホイットニー・ヒューストンやマライヤ・キャリーの影響がみられる「old-timers」などは思わず聴き入ってしまう一方で、18歳のお転婆娘が所属レーベルRCAの重役天使、ロン・フェアに伴われ、エッタ・ジェイムズのクラシック「アット・ラスト」の即興演奏に飛び込むのはご愛敬だ。アギレラの蜂に刺されたような唇から出る歌詞が早熟に感じられたとしても、その声は選択を保証し、彼女が泡のように中身のないティーン・ポップの流れを大人の音楽へとうまく超えた時に何が起こるのかを垣間見せてくれている。（Sam Sutherland, Amazon.com）
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