海月姫(8) (講談社コミックスキス)
難しい人間関係。
難しい生産管理。
難しい現実。
上手く行きかけた、軌道に乗りかけたと思ったものが、ちょっとしたきっかけで崩壊する。
しかし、そこから新たに生まれるものもある。今までいまいち影の薄かったジジ様に期待。
インド美人のニーシャや、和菓子屋さん夫婦など新キャラにも期待。
今回の海月姫列伝の三国志ネタはツボにはまりましたww
ママはテンパリスト 1 (愛蔵版コミックス)
子供の年齢が近い方には特におすすめです。
「うちの子と同じことしてる(笑)」と共感できるし、押し付けがましいところはないし、
素直におもしろい!!
いい母親になろうと無理してストレスをためるより、
子供に振り回されるようなときも
逆にこういう視点で楽しんじゃえばいいんだと気持ちも楽になります。
私もテンパリストなので・・・。
絵もゆるくていいです。
THE BEST MANGA 2010──このマンガを読め!
その年に発行になったマンガの中から、アンケートでベスト作品を選んだ一冊。
同様のコンセプトの本は他社からも出ていますが、フリースタイルのものは、
選者が大人で、作品だけでなく、「マンガ出版」という視点からも選ばれていることが特長。
さらに作家インタビュー、選者の座談会とマンガ業界裏話を知ることができ、
さらに選ばれた上位のマンガの第1話(じゃないものもありますが)が掲載されているので、
まさにその年のマンガを知ることができる貴重な一冊といえます。
この号は、いしかわじゅんさんが「のだめカンタービレ」を完結させた二宮知子さんにインタビューしており、
長いこと二宮さんの作品を読んでいた人間にとっては、なかなか興味深いものがありました。
かくかくしかじか 1 (愛蔵版コミックス)
育児ものというジャンルで、ママはテンパリストという傑作を書いた東村さんが、今度は、美大生ものです。素直に面白かったです。デフォルメされたギャグ絵を描く背景には、こんなスパルタなデッサンの日々が、、、、。百姓貴族と並ぶ、自伝マンガだろうと思います。帯に引かれて読みましたが、買って損なし。
ところで東京芸術大学と、東京学芸大が紛らわしい。手書き文字のコマでも混同しそうです。
絵本・地獄
はっきり言って,怖いです。ビジュアル的に怖い絵です。
たぶん,今の親御さんは子どもにこんな絵を見せたら,情操に悪い影響がある!などとおっしゃるかもしれません。でも,昔の子どものしつけの中には「幽霊(霊魂)・闇・地獄・自然の脅威」を人間の力の及ばないものとして捉え,畏れの対象として教えてきたように思います。そこで人間の奢りを戒め,自然や神,ご先祖様への畏敬の念を育んできたと思うのです。こんな時代だからこそ,「地獄」の怖さが必要なのではないでしょうか。「嘘をつくと,地獄の閻魔様に舌を抜かれるよ。」と言われて育った古き良き日本の風土が育んだ教えが必要なときかもしれません。小さな子に読んで聞かせて怖がったら「命を大事にすれば大丈夫だよ。」とぎゅっと抱きしめてあげればいいのです。