メッセージ
うわべだけの自分を騙す生き方をすっぱりと捨て、
信念に基づいて行動する、時には戦うことの大切さ、
今時の男が無くしてしまった、そんな物を彼は持っているような気がする。
自分を信じて前に進めば、一番頼りに出来るし、後悔することもないという
多くの曲が「自分」をテーマにした、彼の熱い信念がひしひしと伝わって来る。そんなアルバムだ。
そんな姿勢を「今時古いなんて言われたって何も気にすることはない」
と、歌詞の中でも肯定してみせている彼は、本当に強いなと思う。
歌唱力について各方面からの批評があるが、彼のそんな信念の伝わってくる
歌詞を聴くというだけでも、このCDを持つ価値はあります。
BON JOVI WHEN WE WERE BEAUTIFUL (ShoPro Books)
“WHEN WE WERE BEAUTIFUL”、今もなお、ロック界の第一線で活躍しているバンドなのになぜこのタイトルなのか、もしや総まとめをする心境なのか?と一抹の不安を覚えながらページをめくった。
そこにあった過去の写真、現在の写真、そしてメンバーの声が聞こえてくるかのようなまさに「肉声」。1ページ、1ページ、私が惹かれてやまないBON JOVIがそこにいた。
この素晴らしい本により、どんな時にも彼らは私達ファンに正直であったことが証明されたはずだ。私達と同じようにもがき苦しみ、その姿をさらけだしながら生きてきた彼らの軌跡がここに集約されている。
そしてまたこの先も彼らは自分達の命をけずってでもファンの前に現れる事だろう。その姿はいつまでも“BEAUTIFUL”であり続ける。
ファンの方は必携。そうでない方、まだ彼らを知らない方もこれが入門書となることは間違いない。
メリー・アックスマス
とにかくよくここまでのギタリストが集まったな~と関心しちゃいます。そしてそれぞれのギタリストが自分のサウンドでクリスマスソングを弾いてます。ギターに詳しい人なら何も見なくても誰が弾いているか分かるんじゃないかな。日本からも布袋さんが、ジョン・レノンのハッピークリスマスをドラマチックに仕上げています。僕にとって毎年クリスマスになると聞きたくなる一枚です。
アフターマス・オブ・ザ・ローダウン
1曲目から思いがけずポップな感じにびっくり、この調子で続くのかと思えばブルージーでワイルドな曲、フォーク的な曲、オールドなロックンロールと多彩なリッチーを見せてくれます。歌声は力強くうまいなぁと納得、主張しすぎず冴えたギターの音もやはり彼らしいですね。2ndの『男臭さとアメリカ』を期待していた自分には今一つ路線が違ってる様に聴こえます、アコースティクギターをジャカジャカかき鳴らすワイルドさが欲しかったです。ジャケットのイメージもそうですが、以前より都会的でセンスの良いロックアルバムに仕上がっていると感じました。
アンディスカヴァード・ソウル
このアルバムは1曲目のギターの音が全てを語っている気がします。まさに土の香りのアメリカ、広大・雄大さが伝わるアルバムです。力強いヴォーカルはそのままにカントリー寄りの音づくり、アコースティックギターをガツガツ弾きまくるリッチーは男です。時代を感じさせない良質のロックアルバム、ずっと聴き続けたい1枚。