やっと……おすすめ度
★★★★★
なんだか随分、発売間隔が開いたような気がする9巻。
宇白可奈の話が大半を占めて、最後に一編だけ次のパイロットの導入部分を収録。
ウシロの母親の人物像、カナが暴力に耐え続ける理由など
兄妹関連の伏線がこの巻で一通り回収される。ちなみに戦闘は
いままでに比べて相手が弱く、すんなり勝利を……収めるかと
思ったら最後の最後で残酷な展開が待っていたり……。
ここらでもう一度、1巻を読むといかに伏線だらけかがわかる(特にイスのくだり)。
いつもながら次巻への引きも秀逸。 物語もいよいよ佳境ということで、
これほど結末が気になる漫画も結構久しぶり。
待ちに待ったぼくらの9巻おすすめ度
★★★★★
やっと出たぼくらのの9巻、この漫画はやはり読むと止まらない
鬼頭莫宏らしいエゴイスティックながらも考えさせられる世界観
こう言うのがあってこその鬼頭作品だと思えるそんな9巻
カナが今まで耐えて来た兄からの暴力とその真相
そして探していたあの人は、こんなにも近くに居ながら想いは遠く
それぞれの考えと想いが交差した9巻でしたが、最後はウシロらしい反応でした
ウシロの「全ての人間がそれぞれの、主役だろ」と言う言葉は重くて儚いです
9巻はカナの芯の強い部分やある人の過去にマチの正体と契約の事実等
色々と見所のある巻でしたが、やはり一番は最後の展開でしょう
今まで余裕ぶっこいて来たコエムシがどんな反応をするのか、10巻が待ち切れない。
子供というのは特別な存在おすすめ度
★★★★☆
やっとこさ出た!
前巻から1年9ヶ月ぶりの刊行。
徐々に秘密が明らかになっていく。
アニメ版が終了しているだけに、どういう結末をつけるのか
とても興味深いところだ。
途中、またまた唐突に作者の想いがナレーションで語られる。
「なるたる」の時にも一度あったパターン。
『人間の大人は全ての動物と同じく、今日の食事をとるために、
その思考力が使われているが、子供は、その思考力を
今日の糧を得るため以外の事に十二分に使える、特別な時期だ』と。
簡単に言うと、社会人から見れば
学生の夏休みっていいなぁ〜、と思うのと同じことである。
小説版・アニメ版の更なる先へおすすめ度
★★★★★
アニメ版や小説版で語られた伏線がすべて回収されました。
ある程度展開が読めていたながらも、宇白の過去そして明かされる母親、
それらの演出が存外に素晴らしく読み終わるまでハラハラっ放しでした。
あのかすれた描線で描かれる表情はやはり原作だけが表現できるものなんでしょう。
地球の存亡をかけた戦いも佳境を向かえたので、完結は「なるたる」と同じ巻数でしょうか?
この傑作「ぼくらの」が「なるたる」のような予測不可能な最期を迎えるのか、
小説版のような暗いながらも美しいエピローグを綴るのか、
はたまたまだ誰も見たことがないようなラストを飾るのか。
すべては鬼頭先生の思うがままに。
僕たち読者はこの稀代の名作がどのように終わるのかそれをただ心待ちにしています。
良い出来でした
おすすめ度 ★★★★★
まさに夢のコラボです
!いや~、ほんと(・∀・)イイ!久々に良い買いモンをしました。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。