ほのぼの、夏の一日。おすすめ度
★★★★★
正直な所、4巻で微妙な不安感がしましたが、5巻で無事復活。
第8話「サマーキャンプ」では、「事故」で加藤にぺとってしまったぺと子にシンゴの心の揺れ動く様の描写が実に良かったです。
また、全体的に「ほのぼのした夏の一日」を完璧に描写。
まぁ、夏に川原でキャンプファイアーと成ればどうやっても確実にそれが可能なのですが、それを高い次元でやり遂げた感じがします。
第9話、「一日署長」では、メインは前田カンナ。
父はお金持ちっぽいのですが、ほぼ家にはおらず、孤独感を演出。
さりげなく
「カンナさんは昨日のキャンプファイアーに来なかったですが・・・」
の電話にさらりと返す父。
誰が見ても「普段からこうなんだな」と一発で分かります。
余談ですが、川澄綾子さんは、こういうのをやらせたら本当に上手いと感じました。
そして、遂にぺと子の父が登場。
どうしようもない位の貧乏。
この二人の「父」の対比が見事でアクセントが効いていました。
プラス、「取調室の小ネタ」など、要所を掴むポイントが盛りだくさんで是非ともオススメです。
はっきりいって、すさまじい出来です。
おすすめ度 ★★★★★
全般的に言うと初心者向けだと思います
。これは買わねばならないでしょう!
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!